【バイ&ホールド】サラリーマンにはデイトレードは無理です

こんにちは。めーめーおじさんです。

資産運用に関して、投資方針としては「長期で株式を運用していく」というのが基本として考えていますが、はっきりいって私のような普通のサラリーマン(朝に出社して夜に退社する)にはデイトレードは無理だと思いました。そんな事を実際に感じた出来事があります。

投資を始めた頃に、たばこ株の「アルトリア(MO)」を買い付けました。当時の買付価格は50.84ドルです。配当利回りも6%以上ありましたし、連続増配・高配当株への再投資を通じて資産を増やそうと考えたからです。

※赤〇部分で買い付けました。

そんな中、株価はズルズルと下げ続け、6月28日には47.35ドルまで下落してしまいました。途中になんでかな?と思い米国のニュースを確認すると、6月14日にFDA(米食品医薬品局)が電子たばこの販売継続申請の提出期限を10カ月以内と提案し提出期限を前倒しする、またフレーバー付き電子たばこの小売店での販売を禁じる規則案を4カ月以内にまとめる考えを示した、というのが確認出来ました。

更に6月26日には、米サンフランシスコ市議会が電子たばこの販売を禁止する条例を可決した、というニュースも流れていました。

私がこれらのニュースを確認したのは配信された1~2日後でしたし、株価がなんで毎日下がり続けるんだろう?何か理由があるのかな?という疑問から確認を行い知ることが出来たのでした。

私の1日ですが、朝の5時30分に起床、新聞(地方紙)とチラシチェック、6時に家を出て、帰宅は遅いときは0時頃になることも。帰宅後も早く帰れれば子供達との時間を少しでもとりたいというサラリーマンなので、限られた時間に全てをチェックする事は不可能です。

もっとマメに保有株の情報をとりに行く方もいるでしょうし、私より大変な状況でもっと細かくやっている方もいるとは思います。それでもこれらの事で感じたことは「市場参加者の中で自分だけがいち早く情報を掴み出し抜く事が出来ない」という事でした。

考えてみれば言われなくともわかる事ですが、アルトリアの株を保有したことで改めて気づかされました。米国株の市場参加者による割合はわかりませんが、東京証券取引所における株式保有割合は機関投資家が8割を占めており、情報量・個人の実力・環境などの全てにおいて機関投資家(プロ)と同じ土俵で戦う事は到底無理です。

また、個人投資家の中でもプロ顔負けの方々が大勢いる中で、私のような初心者が上回れるとも思えません。事実、7月23日にコカ・コーラ(KO)の第2四半期決算が出ましたが、米国株の有名ブロガーの方々がご丁寧に実績とともに解説をしてくれる状況です。

私のような個人投資家が心しなければいけないのは・・・、

・プロには勝てないことを知る(身の程を知る)

・少なくとも10年以上は買ってほったらかしに出来る株(ETF含む)を保有する

・頻繁に売買をしない(基本はバイ&ホールド)

という事でしょうか。かのウォーレン・バフェット氏は「10年間株式市場が閉鎖しても喜んで持ち続けられる株(企業)だけを買いなさい」と言っているように、今日明日の数字に一喜一憂せずにそういった企業業績は後追いで良いので、その内容と将来性(永続性)を見続ける事が大事なのではないかと感じています。有名企業の決算情報なども誰よりも早くチェックしなければいけないというものでもなく、色々ところに情報が出てからチェックするぐらいでいいと思います。

デイトレードはその逆のゼロサムゲームなので、プロとガチンコで戦える者だけがやるべきものだと考えます。

 

※インデックス投資でコツコツ長期継続が基本だと思います。

【投資方針②】インデックス・個別株

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