【バイ&ホールド】コカ・コーラ(KO)

2019年7月28日

こんにちは。めーめーおじさんです。

私が保有している数少ない個別銘柄の一つに「コカ・コーラ」があります。最近では四半期決算が発表されましたが状況は良いようですね。

売上高は6.1%増の100億ドル、EPS(1株当たり利益)0.63ドルと市場予想を0.02ドル上回りました。結果株価は5.4%上昇しましたが、現在は54ドル付近をうろうろしていますね。

コカ・コーラは言わずと知れた配当王銘柄として有名ですが、連続増配年数は57年となっています。これは米国株の王道中の王道と言われるジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)と同じです。

※オレンジ(KO)、緑(PEP)、青(VTI)

10年間のチャート比較を出してみました。比較対象はVTIとペプシコ(PEP)となります。こういう場合はよくS&P500と比較されますが、私が保有しているのがVTIなのとよく比較されるペプシコで比較を行いました。

結果からコカ・コーラは負けていますね。VTIはわかりますが、ペプシコを下回る理由としては事業内容に違いがあるからでしょうか。飲料以外の事業があるペプシコとは違い、飲料のみとまだまだ炭酸飲料の売上比率が高いからでしょうか。

さてここからが私がなぜ個別銘柄でコカ・コーラを選択したかですが、やはり事業内容の安定感に尽きるという事です。昔のような株価の伸長も望めず、増配率も微増という状況ではありますが、安定感抜群の業績を裏付ける圧倒的なブランド力は何物にも代えがたいものがあります。

私自身、会社勤めをしているわけですが、仕事柄様々なメーカーさんや流通の方と交流があります。実際の現場でもやはりコカ・コーラの販売力は他社を圧倒するものがあります。今年に入ってからバフェット銘柄で有名なクラフトハインツの株価が急落しましたが、理由は様々あれど原因の一つに既存製品の売上苦戦があります。

苦戦している要因として流通が手掛けるPBの品質向上に伴うNBの苦戦という分析がありました。しかし、私の実感と実際の流通のPOSデータを見る限りでは、コカ・コーラ製品にはそういった弱さは現状見受けられません。

 

また、コカ・コーラの様な成熟企業にも関わらず、英コーヒーチェーンのコスタ買収や、現在ノトレンドである健康志向にあわせたゼロシュガーが2桁伸長を継続中、更に日本では7月1日に発売したエナジードリンクなど、会社の永続性という面で将来を見据えた動きがあるのが非常に好感が持てます。

単純なリターンだけで見ればS&P500やVTIなどに投資をした方がリターンは高いと思いますが、私の個別株をやる理由がそういった暇な投資に耐えられない性格から多少の刺激を求めてやっているという事がありますので、堅実にそこそこのリターンで長期保有出来る銘柄というのが一番重要視しているところです。この、圧倒的なブランド力は一朝一夕では手に入れる事は出来ませんし、今後もこれ以上の食品メーカーは出てこないのではないでしょうか?

更に事業内容も分かり易く、自分が理解の出来る企業というのも大きいですね。ここまで信じて投資が出来れば、遠くない未来に来ると言われているリセッションが到来しても、狼狽売りせずコツコツ積立投資が出来ると思います。

 

※デイトレードはおすすめしません。私は限りなく勝つだろう長期投資を実践していきます。

【バイ&ホールド】サラリーマンにはデイトレードは無理です

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