【KO】コカ・コーラが通期ガイダンス未達を宣言？
めーめーおじさんです。
3月21日（金）にKO「コカ・コーラ」の株価が大きく下げました。終値38.3ドル（▲8.44％）と、約5年前までの水準まで株価が下落しました。
配当利回りも4％に近づくなど、最近の石油銘柄の異常な配当利回りと比べるまでもありませんが、ここ数年では見られない高水準となってきています。
ここ数日で崖から落下するが如き株価チャートとなっていましたので、何かネガティブなニュースが出ていないか早速チェックしていたら上記のニュースが出ていましたね（リンク貼っておきます）。
証券取引委員会へ提出した同社の資料によると（ザクザクっと説明すると）・・・、
「新型コロナの影響で主要なイベントのキャンセル、旅行やレストランでの食事を控えている。新型コロナの状況は急速に悪化しており、不確実性から現時点では財務など経営実績を合理的に見積りが出来ない。その影響は重大なものになる可能性がある。以前に発表した通年ガイダンスを達成する事は期待できない」
と書いていますね。以前も、
【コロナ】コカ・コーラ社のニュースリリースと個人的影響について
KOがガイダンスの下方修正する可能性をニュースリリースしていました。今回はかなり踏み込んではっきりと新型コロナの影響を出した事になります。
特段ここまで株価が下げる要因はないことから、今回の発表を受けた株価下落となったんだろうと思います。しかし、私自身はあまり悲観的にはなっていません。むしろ買い時が今訪れているとさえ思っています。
KOにとっては新型コロナの影響は一時的なものになる可能性が非常に高く、今後実体経済悪化に伴う各企業業績悪化が見込まれる中で、事前にガイダンスの修正を行う事は「いま株価に織り込ませるか？あとで株価に織り込ませるか？」の違いだからだと思うからです。
現在は人の流れが止まる事による経済停滞となっており、いずれこの流れが戻ることを考えると、世界中の人々が再びコーラを飲み始める事は必然であり、いずれ業績も元に戻ってくるでしょう。
以前にもMAやVなどの企業が新型コロナの業績に対する影響を正直に発表しましたが、こういった発表が出来る企業というのは優良企業が多いような気がします。
こういった企業を長期投資をする上で信頼できると判断し、売りではなくこういった相場でこそ買い向かいたいですね。
