【給料】若手社員の意識と資産運用について
こんにちは。めーめーおじさんです。
私自身、投資による資産運用を始めたのは最近のことですが、積立NISAが始まったのが一つのきっかけでした。またネット証券の台頭と、日本以外への投資環境が整ってきたというのも非常に影響がありました。そして所謂老後2000万円問題が発生したのですが、それを契機に証券口座の開設数は右肩上がりとなっているようです。
私の周囲ではそこまで盛り上がっていない・・・。
※今回はデータも何もなく私の周囲の話なのでかなり主観的な部分が入りますので申し訳ありません。
私の部下は全員20代~30代で、勤め先の中では比較的若手が集まっている部署となります(私自身30代です)。
そんな彼らとコミュニケをとっていると、一人はパチンコに嵌っており、一人は洋服にお金を使っています。もう一人は海外旅行が大好きで飲食と旅行代でお金がなくなっているそうです(他にもメンバーいますが割愛します)。
その中で実際に投資を行っていたのは1人しかいませんでした。それも学生時代にバイトで貯めたお金で当時投資信託を買ってそのまま現在に至るまで塩漬けしているとのこと。
私自身、社会人になりたての頃は金融リテラシーが高かったわけでもありませんのでこんなものかなという感じです。勤め先は比較的大きい会社ですので、福利厚生も兼ねて市場金利よりもかなり利率の良い社内預金制度や割安な保険制度、金融商品の紹介から、持株制度まで、なかなか恵まれた環境にいるのを実感しています。
中身を精査するとピンキリではありますが、お得な制度は使い倒した方がいいと思うのですが、あまりそういったのには若手全般にいえますがあまり興味がないようです。
安定した環境では金融リテラシーは育たない?
はっきり言ってしまえば個人の資質の面が大きいとは思いますが、自身の環境によるところもあるのかなという印象です。
会社の仕組みとして古き良き終身雇用制度が維持しており、年功序列で比較的安定した給与の伸びを示します。業務自体は激務ですが、良くも悪くも安定しているために社員にそこまで危機感が感じられません。
比較的話題に出てくるのは「車・家・旅行」の話が多いのが印象的です。
翻って日本全体では平均年収は年々落ち込んでいます。1990年代は450万円以上ありましたが、直近10年間では400万~430万円と落ち込んでいます。これに毎年上がり続ける社会保障費や税金などを考慮すると更に可処分所得は落ち込むはずです。
またあくまで平均ですので、中央値はここから約50万円下がりますので、今の若手と言われる会社員は昔と比べるとお金がありません。そういった危機感からかわかりませんが、ある調査では平成生まれの株式投資経験者は、株式投資を始めた平均年齢は22.8歳で、10代から始めた人も8.7%もいるとの事です。
私自身、小学生の頃に拓殖銀行が破綻してしまい、近くにあった社宅は閉鎖し同級生だった数名が転校していなくなり、子供ながら大変な事が起きていると感じたものです。
そういった感覚が今でも深い部分で記憶に残っているので、お金に関しては私はかなり保守的であったと思います。会社員になった時も月10万円貯金を行い、賞与は全額貯金していました。今は結婚して子供もいますのでそんな事は出来ませんが、いつどうなるかわからないという意識がそうさせていました。
どんなお金の使い方をするのも個々人の勝手ですしどれが正解とも言えません。しかし、もっと危機感を持って正しい金融リテラシーを身に着け将来に備える若手がどんどん増えてほしいですね。
※消費増税が日本経済に止めを刺しそうです。日本は良い国ですが投資対象には基本なりません。
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