【金鉱株】有事(コロナ)のGOLD上げ
めーめーおじさんです。
一時期、金価格は1オンス1500ドル台をよこよこしていたわけですが、それでも最近ジリジリ相場が上昇してきており、もうすぐで1600ドルに突入しようとしています。
金価格の高止まり・上昇を受けて、代表的な金鉱株であるバリック・ゴールド(GOLD)が第4四半期で好決算を発表したため株価が一気に上昇し20ドルを突破しようとしています。
簡単に決算内容をまとめると・・・、
EPS:0.78ドル(予想0.14ドル)
売上:28億8300万ドル(予想28億1000万ドル)
金生産量:144万オンス(前年126万オンス、+14%)
金売却価格:1オンス1483ドル(前年1223ドル、+21.3%)
という感じで、金価格上昇の恩恵をフルに受けている形となります。その他の内容も非常に良く、営業キャッシュフローも好調、配当引き上げも発表、今後も金価格は高止まりすることを考えれば非常に強い株価推移を辿るのではないかと考えます。
因みに2020年について同社は、金の売上原価を1オンス当たり980ドル~1030ドルの範囲で予想しているようです。このままいけば更に稼ぎに稼いでくれる可能性を秘めています。
上図チャートは直近1年間のS&P500、バリック、金ETFのチャート比較になります。昨年の米中貿易摩擦が激化してきた5月下旬あたりからバリックは一気に株価が上昇しています。
この辺で私も一時的にバリック株を保有していました。一方で代表的な金ETFである「SPDR Gold Shares ETF(GLD)」も同じタイミングで上昇を始めていますが、緩やかな上昇となっていますね。上昇幅としては個人的には良い伸びをしている気がしていますが、S&P500と比較するとリターンは下回っています。
やはり金鉱株特有のレバレッジが効いていますね。この辺の話は大分前に書いた記事があるのでこちらを参照してください。
【米国でも金鉱株】金上昇局面では金鉱株がおすすめ
ここ1年で株価は150%伸長していることから、やはり有事の際は金そのものではなく、金鉱株を保有した方が大きなリターンが得られるのだと再認識しました。
ボラタリティが大きいのが耐えられませんでした
ここまでおすすめですよなんて無責任に書いておきながら、私自身は金鉱株より撤退済みです。何故なら長期的に保有を決めた銘柄はどれだけ株価が変動しようが全く動じることはないのですが、短・中期で売り抜けようと考えている銘柄については、株価の上下に精神的な部分で耐えられなかったというのが本音です。
ただ、これからも長く相場に居続けるにあたって勉強と思い、金相場と金鉱株(バリック)のウォッチは続けていきたいと思います。
また、まだまだ新型コロナは終息の兆しもありませんし、ついさっきもアップルの見通し下げの発表もあったように、世界経済の先行きに不透明感がある中で安全資産の金は更に買われると考えられますので、バリック株への投資はまだまだ検討の余地はあると思います。
私自身は上記の理由で再参入はしないと思いますがw
ちなみに余談ですが、デジタルゴールドと言われる暗号資産の1つであるビットコインもここ最近相場が堅調ですね。これについての見解は分かれるところでありますが、個人的には凄く興味があるのですが、やはりビットコイン自体が利益を生み出さないというところが、私の投資基準にあわないので今後も投資は行わないでしょう。
夢はあるんですけどねwww
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