【コロナワクチン】セクターローテーション?そんな単純なのか?

めーめーおじさんです。

11月9日に米ファイザーと独ビオンテックが共同開発している新型コロナワクチンが、数万人が参加した治験で90%を超える確率で感染を防いだという暫定結果を公表しました。

非常に重要なニュースに見えますが、結局は今後FDAが承認するかどうかという事実が重要と考えています。結局は、そこに至るまでにどこまで時間が掛かるのか?承認が出てからも世界中にワクチンが行き渡るのにどれほどの時間がかかるのか?

新型コロナに関しては、様々な変異型が発生しているという情報も出てきており、どこまでそのワクチンが有効性を持つのか?

そして一番重要な事として、果たして先進国の国民が率先してワクチンを接種するのか?という部分ですね。今回の結果が良好な結果だったとはいえ、積極的にこのワクチンを接種したいと単純に思いますか?安全性に疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。

私自身もワクチン接種のチャンスが出てきたとしても、最初に受ける事はせず、先に接種した人たちの状況を見て安全が担保されているという事実を確認してから接種する気がします。実際にはそういった方が多いのではないかと思います。

本ブログを執筆中の現在ではプレマーケットでアフターコロナ銘柄が軒並み上昇しています。ダウ先物も急騰しており、これまでイケイケだった銘柄(ズーム、ネットフリックス等)が軒並み売られる中で、コカコーラなどのオーソドックスな大型株が買われている状況です。

また、ワクチンの期待感からこれまでダメージを受けていた原油市場も急騰しています。原油WTIも急騰していますね。おそらく石油株も強い展開になってくるのではないかと思います。

しかし、上記で列記した通り、まだ有効性が確認できただけでFDAの承認が出たわけではありませんし、今すぐ人の動きが回復するわけでもないですし、石油会社の業績が大きく回復するわけでもありません。

当然、これまで好決算を連発していたコロナ関連銘柄がこれにより業績を劇的に落とす事も考えにくいです。まだまだ二転三転する展開が待ち受けているのではないでしょうか。

確かに今回の爆上げに心躍る気持ちは私も同じですwしかし、今日一日のたったこれだけの事を材料に、これまでの自分の投資方針に反した投資行動を行う事は最も危険な行為ではないかと自分自身に言い聞かせています。

こういった局面でこそ、自分で決めた投資ルールにのっとり粛々と投資すべきかなと考えています。私の定期積立日は毎月15日となっています。15日は日曜日なので実際には16日に定期買付をすることになると思います。

その時までにまだ数日残されています。それまでにはある程度市場も冷静になり流れが見えてくるのではないかと思います。

要するに、私は決算が良くて今後もコロナ云々関係なく成長していってくれると信じている銘柄ばかりに投資を行っています。今回爆上げしようが爆下げしようが、予定以上に買い増しはしませんし、ましてや狼狽売りすることなど一切ないでしょう。

長期視点で考えれば、数字を残し続ければ凸凹しながらも株価は伸び続けるわけですから、あんまり短期的な部分で一喜一憂する必要はありません(とはいえ心躍るのは抑えられませんがw)。

よってセクターローテーションだあと騒ぎ、これまで投資を続けていた中身は優良な銘柄を投げ売りし、今上昇している銘柄へ投資をしたからといって、私のような投資初心者が単純に大きなリターンを得られるとも考えていませんので、繰り返しますが粛々と決めたルールに従い自分でこれと信じた銘柄へ投資を継続していきます。

さてさて、本ブログが投稿される明日の朝にはどのような結果になっているか、楽しみにしていたいと思います。

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