【凋落】日本の家電会社⇒投資はおすすめできない

めーめーおじさんです。

パナソニックが家電部門の本社を中国に移すというニュースが出てきましたね。

その内容は大企業にありがちの理由で、簡単に言ってしまえば社内の派閥争いと組織の硬直化にあるようです。

家電業界は今や日本以外のメーカーが台頭しており、身内で争っている場合なのかと言いたくなってしまいます。ウォルマートなどの海外ネットスーパーを見てみると、家電製品では韓国勢が多いような印象です。実際、仕事で数年前にアメリカにいった時も、家電売り場には日本メーカーの製品が少ないもしくは並んですらいない印象でした(今は違うのかな?)。

私もある程度の規模がある会社に勤めていますが、仕事の内容より社内に向ける力の方が大きいときもあり、あまりにも無駄が多いなと感じる事が多々あります。

こういった事が積もり積もって会社の生産性を落として、競争力を失っていく原因になってるんだろうなと感じます。

日本の会社に投資をおすすめ出来ない理由

さて、米国の大型株はよっぽど変な会社に投資を行わなければ、大小はある程度しょうがないにしろしっかりリターンを得られるという印象です。

しかし、日本の大型株に関してはよっぽど成長性を示してくれない限り投資対象としてはおすすめできません。以下に単純な比較を書いてみます。

・パナソニック(日本)
純利益率 3.7%
配当利回り 3.4%

・日立製作所(日本)
純利益率 2.9%
配当利回り 2.3%

・東芝(日本)
純利益率 ▲5.06%
配当利回り 0.89%

・ソニー(日本)
純利益率 10.6%
配当利回り 0.47%

・IBM(米国)
純利益率 12.7%
配当利回り 4.82%

日本を代表するような電機メーカーと、米国を代表する企業としてIBMの比較を簡単に出してみました。IBMは米国を代表する高配当企業として、日本人投資家からも比較的人気のある企業だと思います。

しかし、最近の業績とライバル企業との関係を見ていると、正直あまりパッとしないなというのが私の感想です。

しかし、それでも日本企業に比べると圧倒的に稼ぐ力はあるし、大きな配当を生み出してくれています(しかも連続増配企業としても有名ですね)。

株価や企業の将来性という面において、唯一投資対象となりそうなのはソニーぐらいでしょうか。パナソニック自体も日本企業にしては高い配当利回りとなっていますが、この程度の配当利回りであれば税金の問題を加味しても米国企業へ投資を行った方が良いような気がします。

個人的にパナソニックは愛機のレッツノートをはじめ大好きで馴染みのある会社なのですが、投資家目線で見た時にはもっと良い会社があるだろうという事です。

別に日本人だからといって日本企業に投資をしなければいけないわけでもないですし、外国企業に投資するにしても言葉の壁は優良ETF(投資信託)への投資を考えれば良いのですから、敢えて将来性がない日本企業へ投資をする判断はないと考えています。

そこはドラスティックに判断していきたいですし、投資初心者(自分も含め)に考えていきたい部分です。

まあこんな事を書いても、米国株ブログ村に自分で辿り着くような方は、言われるまでもないと感じるでしょうが(笑)

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