【SPYD】若手投資家の堅実な銘柄選定と高配当人気
めーめーおじさんです。
月2~3回しか開かないSBI証券のHPですが、最近忙しく市場がどうなっているかも調べる暇がなかったので情報収集しに訪問しました。そうしたら・・・、
『みんなはどんな投資をしている!?大人気!米国ETF・米国株式2020年上半期ランキング』
という特集が組まれていました。興味津々にこちらの内容を読み進めていきましたが、昨年に比べて米国ETFへ投資する方は6倍に増えているのが現状のようですね。私もここ最近投資を始めた初心者ではありますが、こういった流れは良いのではないかと素直に思います。
そして、その中でも非常に気になったランキングが以下の内容です。
これを見るとまず目につくのは未成年で投資する人がいるんですねwww多分ですがジュニアNISAで買付されている親御さんが選ばれているんだと思います。上位にVTI、VOOがきてきるのが無難なところから、ジュニアNISA以外の投資もガッチリしたポートフォリオを組んでそうですね。
そしてやはり高配当ETFも各世代大人気なんですね。特に20代以上の1位は全て「SPYD」ということですから、他の高配当ETFよりも同銘柄は突出した人気を誇っている事がわかります。
今でこそ高配当銘柄への投資は全く興味はないのですが、投資を始めた頃は最も「リターンが得られている」と感じられるという理由で高配当銘柄へ投資を行っていました。そして、株価が下落しても配当利回りが上がる事による「得をしている感じ」が精神的安定に繋がると考えていました。
実際に始めてみると私は全くそうではなかったので早々に投資方針を変更しましたが、各々で投資方針や合う合わないがありますので、そこは一概になんとも言えない部分だとも言えます。
ただ、他の高配当ETFであるVYMやHDVよりもSPYDが選ばれる理由って何だろうと考えたわけです。単純にコロナショック前のリターンを比較すると、SPYDの方が他2銘柄よりも高いリターンを得られていたからでしょうか?それとも利回りが高いから?
個人的にはもう一つ決定的な違いの1つに「株価が安いから」というのがあると思っているんですね。現状では約28ドルで買えますから、他2銘柄と比べても手を出しやすい価格というのが受けているのではないかと考えています。だって、安い方が絶対買いやすいですしね。
SPYDについては人気銘柄ゆえに様々なブログで銘柄分析されているので、あえてここで詳細は触れません。しかし、個人的には高配当投資を投資方針に据えるならば、正直ポートフォリオの中心には組み込まないであろうと思います。
過去5年間のチャートですが綺麗に右肩上がりで株価は推移していましたが、コロナショック後に約-50%まで株価は猛烈に下げました。
あの時は株クラ界隈、とりわけホルダーの方からどうしてここまで下げるのか分析が挙がっていましたが、6月には一番の投資理由になっていた配当利回りが減配による低下で、未だに2017年頃の株価で低迷しています。
長期で積立てて来た投資家さん、特に40代以上の方はまだ含み益を抱えている可能性がありますが、最近投資を行った方は含み損を抱えているという方の方が多いのではないでしょうか?
個人的には高配当銘柄への投資は上級者の投資方法だと考えています。なぜなら他の銘柄以上に減配リスクを抱えているわけですかね。
そのリスクだけで言えば高配当ETFというのは個別株以上にリスクをとっているのではないかと感じるわけです。それではわざわざETFにしてリスクを分散する意味がないのではないかと考えます。しかし、現在の株価は非常に安く見えますので、投資方針によっては買い増したいですね。
ここまでは何だかSPYDへの文句みたいになってしまいましたが、それ以外ではやはりどの世代もVTI、VOOを選択されているようなので良い傾向ですね。
無難にVTI、VOOで資産形成を行いたい層、高配当に拘りたい層、QQQのようなトレンドに乗っかった銘柄で更にリターンを得たいと考える層とにわかれそうです。
なかなか面白い結果ですね。是非興味がある方は直接SBI証券ホームページへ飛んでみて下さいw
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