【悲報】取引先倒産による不良債権発生、冬のボーナスは大丈夫なのか

めーめーおじさんです。

身バレ防止のため詳細は書けませんが、ぶっちゃけ取引先が倒産しました・・・。ここ最近普段にも増してバタバタしており、毎日労働基準法に定められている内容を超えるような仕事を行っていますが、こういった事が起きるともう大変ですね。

東京商工リサーチによると、7月度の倒産件数は今年度最多の789件に上り、新型コロナウイルス関連の倒産件数は89件だったとのことでした。

現在は日本に限らず、新型コロナ関連倒産が相次いでいますが、その中身をしっかり見ていくと、『これまでも経営状況が厳しかったところに新型コロナが直撃して倒産した』というのが多い様に感じます。

今回、私のところで発生した倒産についてもそのような状況だったようです。事前に経営状況が厳しいような情報が出ていましたので、取引を続けるための入金サイトの交渉や保証金の積み増し交渉なども行ってきましたが、合意した保証金支払いを分割払いしてもらっている途中での倒産となりました。

どこまで回収できるかはわかりませんが、今後も関係部署と忙しい日々を過ごすことになりそうです。

実体経済という曖昧なものではなく体感を重視したい

実体経済という言葉ありますが、一般人については実に曖昧な言葉だと思っています。一番分かり易いのは4~6月期の日本のGCPは前期比-27.8%減という数字でしょうか。

実際に観光、飲食、運輸、一部小売りなどは連日厳しいとニュースに出ていますし、社会生活にも大きな影響が出ました。

しかし、意外に私自身の周辺ではそこまで悲壮感が漂っているわけではありません。要するにまだまだ他人事なんですね。実際に自分の身に降りかからないと大抵の人たちは実感はないと思っているのではないでしょうか。

それこそアベノミクスで大きく資産を増やせた方がいる一方で、関係ない人も沢山いたわけで実感なき好景気と言われていた理屈と一緒です。

実体経済が~とありますが、個人的には自分の周りで起きている事、特に経済状況は重視していきたいと思っています。間違いなく年末年始にかけてバタバタと倒産する企業が増えてくると思っています。

リーマンショック後の金融危機で同じような状況で、取引先が年末年始に数社倒産して大変な思いをしましたが、同じような空気を感じており、部下に十分に注意するように、厳しそうな取引先には上述した対応をしていた矢先の出来事でした。

以前、本ブログで書いたコカ・コーラ株を全て売却した理由もそこにあります。

【KO】コカ・コーラ、リストラ発表で保有株式全売却

この先、景気後退局面において過去どういった事が起こったのか?それを振り返ると、その一つにNB(ナショナルブランド)製品よりも割安なPB(プライベート)製品へのブランドスイッチでした。

一定の品質が保たれていれば割安なPB製品でいいやという購買層の増加です。最近ではPB製品の方向性も高付加価値型へシフトしているようですが、価格面への逆流が起きかねないと考えています。

これは太いNB製品を多く持つ企業ほど逆風になります。それこそコカ・コーラほどの圧倒的なブランド力、マーケティング力のある会社がどうにかなってしまうとも思えませんが、それでもPB製品の価格戦略に引っ張られて利益体質が悪化する可能性も否定は出来ません。

最近では、米国市場で以外に底堅い景気動向と、今後の新型コロナワクチン開発の進捗状況による期待から、ハイテク銘柄よりもオールドエコノミー株が強い傾向が見られます。

事実コカ・コーラ株に至ってはリストラ策を発表してから株価は50ドルを超える上昇をしています。しかし、個人的な実感としては、安倍政権から新政権へ移行、米国大統領選挙、米中対立などの政治的、地政学的な問題よりも、今自分の身の回りに起きている変化を少しでも捉え、投資に生かしていきたいと考えています。

これははっきりとした数字で出せない、それこそ「雰囲気」なのですが、今後どうなるかわからない、不安になる銘柄の保有はしないとはっきり言っておきたいと思います。

それでも損切したコカ・コーラ株が結果的に株価上昇しようが、この時の自分の判断に少なくとも後悔はしないと考えます。

冬のボーナスは減額が避けられないか?

9月11日の報道によると、JR西日本は今期の冬のボーナスを業績悪化を理由に減額するとの事です。このコロナ禍で業績を伸ばした企業はあるかもしれませんが、大半の企業は何かしら業績への悪影響を受けているはずです。

現在私も部下のボーナス査定を行っている最中ですが、例年よりも厳しい状況は非常に感じています。生活費に占めるボーナスの割合が高い家庭も結構あるのが実態ではないでしょうか。

この辺が落ち込めば、間違いなく消費動向にも悪影響が出てきますし購買行動も変わってきます。現在は小売業の中では食品スーパーは勝組と言われていますが、来年年明けから6月頃までは非常に厳しい状況が続くのではないかと予想しています。

それこそ劇的な変化(消費税減税など)が無い限りは、日本経済だけ見れば良くなるイメージがつきません。どうも株クラの方々のツイッター、ブログを見ていると景気の良い話ばかりなので、自分の感覚がおかしいのかとたまに考える時がありますw。

さて、では肝心の米国株についてですが、これもぶっちゃけよくわかりません。ただし、投資銘柄について自分が考えているストーリーを外れない限りはホールドし続けるつもりです。

それこそ含み損のオンパレードである個別株にしても、手放す理由がないのでホールドで良いと思っていますし、比率が高めなハイテクETFについても、短・中期で大きく下落する場面はあるかもしれませんが、長期目線ではヘルスケアセクター同様、世の中を変える革新的な技術、企業が出てくるのはハイテクセクターが一番可能性が高いだろうという理由でホールドです。

あとは私の入金力の問題であって、今年の冬のボーナスが減額されたら来期の投資計画をどうしていくか考えなきゃいけないですねwww

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