【KO】コカ・コーラ保有株式の7割を売却

めーめーおじさんです。

本日の取引で保有するKO(コカ・コーラ)株の7割を売却しました。売却という判断は以下の点が理由になりますが、まずは取引状況だけ簡単にまとめておきます。

売却銘柄:KO
約定価格:46.45ドル
購入価格:52.22ドル
口数:28株
利益率:▲12.4%(▲161.56ドル)

という感じです。実際は配当再投資している分があるので、実質損失はもう少し少ないと思いますが、計算が面倒なのと損失は損失ですからね。

さて、前回の四半期決算では内容はともかく、将来を見据えて正しい仕事を実行していると感じたので、株価が軟調な展開になっている今が買い増しのチャンスかもしれないと記事にしました。

※そちらの記事がこちら

【20年2Q決算:コカ・コーラ】ブランド戦略に見る今後の成長戦略

長期投資で考えるならばそれでも良いのですが、同じく永久保有を考えているETFよりも圧倒的にアンダーパフォームしている現状では、このまま何も考えず保有し続けて良い物か考えておりました。

そんな中で、最近自分が描いていたストーリーが崩れてしまったので、一旦ポートフォリオに占める割合を一気に落とそうと考えました。

それは『思っている以上にコロナ不況は長引きそうだ』という事です。

ビザ決算から経済先行きに不安感があります

既に社会生活を送る上でかなり経済状況が悪化しているように個人的に感じています。コロナワクチンの進捗報道も出てきていますが、実際に上手くいったとしても早くて年内、全世界規模で考えると来年以降もコロナの影響は引き続き続くことが考えられます。

日本においても今年の冬のボーナスについては出ないという方も多いのではないでしょうか?ある程度4-6月期が底になるかなと思っていましたが、思いのほかそれ以降の個人の「実感」はますます悪化していくのではないでしょうか?

経済指標の底が4-6月期だったとしても、実際我々の生活においては年末にかけて非常に苦しい展開がくるのではないかと考えています。要するに私の世界経済の見通しが想定よりも悪化すると感じました。

KOは高いブランド力を持っていますが、消費が今後伸び悩むことを考えると、売上の早期回復も厳しいのではないかと判断しました。

2つ目は、コロナ禍が収まらない中で、第2波・第3波が訪れています。このままでは、主要な販売チャネルである外食産業や娯楽施設での消費が伸び悩む事が考えられます。

特に最近では、感染を避けるために東京ディズニーランドに代表されるように、入場制限を行いながらの施設運営を行わなければならず、どこの食事スペースについても席数を減らしています。

必然的にこれらの売上は減る事になりますから、コロナが完全に解決しなければ以前のようには戻らない可能性があります。

上記2点について、はっきり言ってしまえば時間が解決してくれると思いますが、現在の配当利回り3.6%を考慮しても、VTIなどのETFやコロナ後を考えた成長銘柄へ資金を移動した方が得策だと感じました。

あまり頻繁に売買はしたくないのですが、このままモヤモヤしても精神的に辛くなるだけですので、いっその事値動きが気にしないレベルまで保有割合を落としました。

売却資金をどう運用するか?

一応どのように扱うかは決めているのですが、このような情勢なので特に急ぐ必要もないだろうと考えていますので、適当なタイミングでまた市場に投じる事になると思います。それがVTIなのかVGTなのかはまだ悩んでいますが、焦らずいきます。

実は面白そうな銘柄をいくつかピックアップもしていますので、もう少しその銘柄についても事業内容を精査していきます

最後に、KO株は少し残した理由についても。やはり前回決算記事を書いたように、長期投資を考える上では魅力的な銘柄であるのは間違いありません。

ここで全売却したら興味が薄れ、数字を見なくなる恐れがあったので、そんな個人的事情で若干数を残すことにしました。

もう少しポジティブになれる状況になってきたら、再度買い増しを行っていく可能性を残したかったという事ですね。

そんなわけで、引続き銘柄チェックは行っていきます。

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