【ダウ最高値更新】気になる中国の金融緩和策

めーめーおじさんです。

今年最初の取引はハイテク株を中心に買いが集まり、NYダウは28,868ドルと前日比+1.16%(+330.36ドル)と新年早々に最高値更新をしてきました。

ハイテク中心に上昇したということで、上昇銘柄を見ていると本当に強い動きでしたね。

・アップル +2.28%
・アマゾン +2.72%
・AMD +7.07%
・マイクロソフト +1.85%

と、私が日々チェックしている銘柄だけでも大きく上げています。特にAMDの上昇率に関しては急上昇でした。うる覚えですが、AMDの経営陣曰く、2019年12月~2020年2月までが業績の底になるだろうと言っていた気がしますので、ますます強気の株価が期待出来ますね(多分です・・・)。

私が保有するVGT(+1.83%)とビザ(+1.71%)も大きく上げてくれました。昨日VGTを買い増ししようと考えていましたが、眠たくなって忘れてしまいました…。

ツイッターでフォローさせて頂いている投資家の方々はしっかり買いを入れている方が多く、流石だなと思いました。

逆に、ディフェンシブと言われる銘柄はマイナススタートでしたね。

・コカコーラ ▲0.65%
・アメリカンステイツウォーター ▲0.93%
・PG ▲1.19%
・T ▲0.56%
・ペプシコ ▲0.62%

私の保有銘柄であるKOとAWRですが下げてきましたね。結局はビザとVGTが上がってくれたおかげで、全体の収益は+0.39%と幸先の良いスタートを切る事が出来ました。

中国の追加金融政策が気になっています

さて、トランプ大統領が1月15日に貿易協議の第1段階の合意を行うと表明し、今後第2弾の協議を北京に行って開始するとも言っていますね。予想通り、大統領選挙を意識し、米中貿易摩擦に関わる問題を緩やかに進展させて株高を演出する方向性は間違いないのかなという印象です。

しかし、個人的に気になっているのは中国の動向です。中国人民銀行は1月6日に、金融機関から強制的に一定割合の預金を預かる預金準備率を0.5%引き下げる追加金融緩和策を発表しました。

これにより中国経済、特に中小企業の下支え効果が見込めますが、これまで人民元相場の不安定化を嫌って金融政策は小出しにしてきた印象があったのですが、今回はこれまでと違い思い切った政策に思えます。

中国経済の浮沈は詰まる所、米国による関税問題が解決しない限り大きく経済状況は改善しない事を考えると、それだけ中国経済は追い込まれている状況、特に経済の裾野が広い中小企業が厳しい状況に置かれているという裏返しなのではと見ています。

上述したように、米国大統領選挙までは米中貿易摩擦は悪い方向に進展する事はないと考えています。そのため、2020年は中国自体もそこまで大きな問題にならないと考えられますが、大統領選挙の2021年以降は様々な問題が噴出してきそうな気がしてなりません。

米中貿易摩擦自体は米国が主導していることを考えると、上昇相場は2020年までかなという気がしています。

だから何だと言う話ですが

結局は2020年も年初の動きから、ある程度堅い相場で終わるのかなと思います。そのためにこの株式相場に乗り続けた方がいいと考えます。

少し遅れましたが、本日1月分の買付(VGT)を行っておこうかなと思っています(笑)。

色々と頭を悩ます相場は2021年以降にきそうなので、今年度上半期が終了した時点で再度方向性を検討しても遅くないかなと感じています。

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