【チャンス!?】日本株へ投資検討する理由
めーめーおじさんです。
6月30日に全人代は中国政府による香港の統制強化を目的とした「香港国家安全維持法」を全会一致で可決しました。
この動きを受けて、米国上院本会議は7月2日、香港自治侵害に関わった中国共産党や金融機関への制裁を可能にする「香港自治法案」を全会一致で可決しました。
下院も既に全会一致で可決済みであり、あとはトランプ大統領が署名すれば成立となります。対中貿易交渉に絡んであまり香港問題で習近平国家主席を刺激したくないと報じられているトランプ大統領ですが、仮にトランプ大横領が署名を拒否しても上下両院でそれぞれ3分の2の賛成多数で再度可決すると法案は成立するのと、大統領選挙を前に世論を刺激したくないという理由で拒否権発動はないのかなと考えています。
このような状況で、米国大統領選挙前から米中貿易摩擦再燃により、非常に政治・経済が不安定化していくものと思われます。
新型コロナの件でも課題が浮き彫りになりましたが、サプライチェーンのグローバル化が進み、その最大の恩恵を米国・中国は受けてきたわけですが、ここにきて雲行きが怪しくなってきました。
今更引き返せないだろうと思う一方で、過去の冷戦期では東西の行き来が非常に難しいものであったように、グローバル経済が逆回転してもおかしくないとも考えています。
その時に株式投資を行うにあたって、米国一極集中である私の現在のポートフォリオはなかなかにリスクが高いのかなと考えており、そういった理由からインドネシアETFへの投資を開始したりと、多少の分散を始めたところとなります。
そして、現在私が注目している市場が何を言おう日本市場となるわけです。
香港は国際金融センターとしての地位を獲得してきたわけですが、今回の法案制定による影響により、相当に厳しい状況になるだろう事は容易に想像出来ます。
それではアジアの金融センターはどうなっていくかという部分では、報道でもあるように東京とシンガポールが候補となるわけですが、安倍政権が進めていたインバウンド需要が蒸発してしまった今、次なる成長戦略を描いていくために、規制緩和(環境整備)を通じて香港の代替えとして国際金融センターとしての地位を確立しようという動きが出てもおかしくありませんし、実施にそのような動きが出てきていますね。
日本人の国民性は変化を嫌う部分がありますが、現在の危機的状況下においては過去の事例においてもわかるように大きく変化してきた歴史があります。
これがかつての英国のように、東京が国際金融センターへと生まれ変わる事が出来たならば、自然と日本株への資金が集まる事が予想されますので、失われた何十年を過ごしてきた影響で割安に放置されてきた日本株の復活も考えられるのかなというストーリーを思い描いています。
私自身の投資方針は長期運用が基本であり、あくまでコアになるのは米国株なのは変わりありません。しかし、上記に記載した通り分散という観点から日本株を組み込んでみるのも良いのかなと感じています。
また、米国株は王道ともいえる銘柄で選抜していますが、日本株への投資を考えるにあたり、極端に割安に放置されている大型株もしくは、しっかりした財務基盤と成長性が感じられる時価総額が300億以下の中小型株を中心に銘柄選定を進めたいと思います。
何故ならば、一気に資金が集まってきた時にガツンと吹き上がりそうな銘柄を持っておきたいという理由です。当然長期保有が前提ですので、相当高い理想ですが将来的にモノタローやニトリのような鉄板銘柄のような成長を見せてくれる銘柄を保有したいですね。
となると、スクリーニングをかけて候補企業を1社1社丁寧にリサーチしていると時間がかかるために、なかなか投資に踏み切れないというジレンマに現在陥っているわけですwww
限られた資金の中で投資をするわけですから、出来れば単元あたりで購入していきたいですが、単元未満株への投資も検討していきたいです(手数料がなぁw)。
まあとにかく色んな会社があるんですね。日本株も結構、売上・利益が右肩上がりという将来性を感じさせる銘柄が結構あるんですよね。
今すぐ東京が国際金融センターになるかといったらそれもないので、日本株ならではのリスクも考慮しながら、じっくり銘柄選定を進めていきたいと思います。
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