【真実】ハイテクは暴落します

めーめーおじさんです。

ツイッターや米国株ブログを見ていると、たまに出てくるキーワードに、

『ハイテクは暴落します』

というのを見かける機会があると思います。将来的にハイテク銘柄が暴落するという事なんでしょうが、特にこれといって納得できるような理由があるわけでもない気がします。

新型コロナが良くも悪くもハイテク産業を更に進展させる結果となっていますが、その後においても私達に欠かせない生活インフラとして更なる発展を遂げていくものと個人的には考えています。

恐らく、ハイテク銘柄は株価の指標が割高に見える傾向があり、過去のバブル→暴落のイメージからどこかで今も暴落するという理屈なのかなあと受け取っています。

私自身は、市場全体が暴落している局面でも他セクターよりディフェンシブな印象を受けているわけですが、実際はどうなっているのか簡単に確認してみましょう。

個人投資家に人気のハイテクETF「VGT」の直近5年間の株価チャートです。今年の3月に米国株式市場においてサーキットブレーカーが複数回発動するほどの大暴落に見舞われました。

最高値圏にいた株価は▲30%以上の暴落をしたわけですが、本来は安全資産と言われる金や国債まで叩き売られるような相場環境でしたので、ハイテクだけが暴落するというわけではなく、ハイテクが暴落するような相場環境では全ての金融資産が暴落すると考えていた方がよさそうです。

また、所詮暴落したといっても2018年7月頃の株価に戻っただけであって、約3カ月で最高値圏に株価が回復している事実を見ると、暴落を恐れてハイテク銘柄への投資を躊躇するという選択がリターンへ影響してくるであろうことは明白です。

同じように主にハイテク銘柄の割合が高いQQQもも同じような傾向ですね。あまりハイテクに隔たるのはちょっと…という方や、ハイテク個別銘柄への投資はこわいなと思う方は、VGTやQQQのようなハイテクETFを少し保有してみると良いのかなと思います。

少なくとも、何だかハイテク銘柄はいつか暴落しそうでこわいなあと漠然とした不安を持っている投資家さんがもしいれば、滅多に起こらない暴落に巻き込まれても、1年半前の株価に戻っただけと思い気絶しておけば、気が付いた時には株価は戻っていつの間にか戻っているのかなと思います。あまり不安にならない方が良いと考えます。

まあ10年後、20年後、30年後とハイテクセクターがどうなっているかはわかりませんが、それはどのセクターも同じですよね(笑)

あまり他人の意見に影響されすぎないように、投資は行っていきたいものですね。

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