【ブラックフライデー】ネット通販への期待と来年のコロナ特需一巡への対応

めーめーおじさんです。

いよいよ米国小売業界でもっとも重要商戦であるブラックフライデーが開幕します。いきなり話がぶっ飛びますが、本日の私の職場でボスと若手のこんなやりとりがありました。

ボス「そういえば君はブラックフライデーって知っているのか?」
若手「ブラックフライデー?そういえばスーパーで黒いものを売っていましたね。」
ボス「それも間違いじゃないんだが・・・。まあそうだな。ネットで検索したらすぐ出てくるから調べてごらん」

と、職場の若手は黒い商品を集合陳列して訴求する販促日という認識だったようです。確かに、近所のスーパーにいくと、黒いパッケージ製品を集合陳列している売場を見かけます。まあそれはそれで良いのですが・・・。

日本ではイオンが先駆けで米国の真似をして販促に取り入れて実施していたような気がします。最近では、イオン以外の流通も消費者の購買行動に繋げようと大々的な販促企画を打つ場面が見られます。

上記のような少しずれたスーパーもありますが、それはそれでありっちゃありかもしれませんがwそんな感じでそういえば今日は「11月第4木曜日の翌日」かと気づかされました。

話は戻りますが、コロナ禍で迎えるブラックフライデー、そして年末商戦ということで、米国小売大手はネット通販事業へ力を入れているようです。

報道によれば、ウォルマートはピッカーと呼ばれる作業員の人数を倍に増やすと伝えられています。これは、新型コロナ感染拡大が依然続く米国社会において、感染リスクを下げる、またこれまでの店頭での購買行動をネット通販へシフトさせたい思惑、またシフトしていくという予測からこういった体制をとっているようです。

日本経済新聞によると、米国の年末商戦における市場は80兆円あり、その内の3割がネット通販になるのではないかと書かれています。

80兆円の3割は24兆円ですからね。いかに巨大な市場かがわかります。ちなみに、日本の小売市場規模は年間で約145兆円だったと記憶しています。どんだけ~という感じです(古い)。

ウォルマートでこんな感じですから、アマゾン等の競合他社も同じような状況になっていることが容易に想像出来ます。個人的には、このような動きにチャンスを感じ取っています。

小売各社は来年業績は伸長出来るのか?

現在の米国を代表する流通大手ウォルマートをはじめ、直近の決算を見てもやはりネット通販事業が大幅に伸長していることにより、業績を大きく伸ばし株高に繋げています。同じくアマゾンは特にこの情勢を追い風に成長しているような気がしています。

ここで疑問が湧きおこるのですが、「来年はこの業績を”大きく”超えられるのか?」という所ですね。当然会社員であれば、来年の予算編成をするにあたり、前年実績を超える数字を目標に考えていくと思います。

今回のコロナ禍で追い風を受けた業界では、ズームを代表としたハイテク業界かと一番最初に頭に出てくるかと思います。しかし、それと同等に良い方向に動いたのが小売業界だと私は考えています。

来年は売上もさることながら、利益面で前年を超えるというのが非常に厳しいのではないかと考えています。この辺は日本の流通を見ているとそう感じますので、一概に米国に当て嵌まるものではありません。

しかし、今年大幅に伸長したネット通販事業については、多少伸長率が鈍化するのではないかと考えています。そうなると、アマゾンのような常に割高な銘柄の株価はストレスの溜まる展開になるような気もしないではないです。

但し、ここでのポイントは「一度ネット通販の便利さに慣れた消費者は一定数リピーターとして定着し、更に新規顧客を獲得することでネット通販事業自体は今後も成長する」という私の仮説(ストーリー)があります。

これが何を意味するのか?流通各社は増え続ける物量に対応するために物流センターを増設します。そこで何が増えるのか?

そうです。我らがプラグパワー(PLUG)のフォークリフトですwここまで前置きが長くなりましたが、結局はそこに行きつきますwww

しかし、間違いなく各流通、そして食品メーカーなどの倉庫内で稼働するPLUGのフォークリフトはフル稼働間違いなしです。

前回のPLUG決算資料から、コロナ禍におけるPLUG製品の稼働率と堅牢性の主張が入っています。そりゃ米国内の食品のうち約30%はPLUGのフォークリフトが運んでいるわけですから、コロナ禍のピーク時でも想像以上の追い風を受けたわけですから、今回の年末商戦以降の動きも前向きなものになるだろうと予測します。

同社の売上は急激に伸長させてきており、ストーリーも2024年まである程度は完成されたものとなっています。唯一の懸念点である収益(赤字)の部分ですが、以前本ブログで取り上げたグリーン水素生産施設の件もそうですが、非常に前向きな動きになっているように感じます。

まだまだコカコーラに気軽に投資をする感覚で投資対象ではありませんが、私の投資ルール「PLUGへの投資資金は自分のお小遣いで賄う」というのを、本格的に年間予算組した上で計画的な投資対象に組み込もうか思案中です。

最後に、天下の米国決済大手のビザと比較するのも何ですが、PLUGの良いところはウォルマートやアマゾンといった一流企業を支えるインフラとして機能しているところです。こういった表面的な部分である企業の成長を取り込み、無くてはならないインフラになる、それこそこれからのエネルギー社会のインフラに組み込まれ、全ての人にとって欠かせない存在になる事が出来るならばと考えると夢が広がります。

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