【PLUG】株価下落に悲観する必要なし、将来性に賭ける!!!

めーめーおじさんです。

私の主力銘柄であるPLUG(プラグパワー)の株価が冴えません。その理由については様々な複合的要因が重なっているわけですが、その理由の1つに長距離水素トラックについて競合が出てきたというニュースが出てきています。

詳しくは以下サイトで確認して頂いた方がわかりやすいと思います。

『Why Plug Power Stock Dropped Wednesday』

この記事の要約については以下の点です。

・PLUGは仏ルノーと水素燃料電池を動力源とする小型商用車生産に向けて合弁会社を立ち上げた。しかし、水素燃料電池トラックメーカーのHyzonと産業ガス会社GTLSが液体水素を動力源とする長距離トラックを開発する計画を発表し、水素輸送事業が競争に晒される可能性がある。

という内容です。まずは、この内容についてそもそもの部分ですが、PLUGとルノーが狙っているのは小型商用車であり、今回は長距離トラックと競合しえないわけです。

合併会社の「HYVIA」で生産される商用車を見てみると、サイズ感的にはトヨタのハイエースに近い大きさな感じです。

特にこういった商用車を仕事で使われている方は想像が容易だと思いますが、長距離トラックの用途とは全く違いますので競合するという話はそもそも的外れな話です。

また、このニュースに書いてありますが、水素長距離トラックはこれから開発していくみたいなので、2021年末に欧州市場で発売されるHYVIAの小型商用車については投入時期も他社より先行するわけですね。

敢えて競合に目を向けるのであれば、日本のトヨタではないでしょうか。既に水素燃料で動く乗用車を発売しているわけですから。

しかし、この辺の情報には全く株価に影響しませんね。まあまだ日本国内だけの話ですから、欧州が主軸となるHYVIAとは違うという事でしょうか。

とりあえずEV車市場を見ていると、レッドオーシャンになりそうな乗用車やトラック市場よりも、まずは商用車から攻めるHYVIAの戦略は上手くいく可能性が高いと考えています。

そもそも競合が現れない事の方がおかしいですし、ある意味で市場の裾野が広がることによるメリットの方が大きいと感じています。

PLUGの成長には水素需要の増加が必要

PLUGを始めとする水素関連企業が今後成長していく上で、最も重要な事は「水素の需要を作り出し供給量を増やす事」となります。

なぜならば、他のエネルギーと比較した際に最も普及のネックになってくる部分が水素価格であり、ここを引き下げるにはとにかく需要を増やすしかないというのがあるわけです。

当然そういった課題に対応していくにはPLUG1社では不可能であり、競合を含めて市場を拡大していくしかありません。

市場が拡大すれば自ずと需要は増加しますから、水素の低価格化も進んでいくわけです。いくらPLUGがグリーン水素の生産施設を稼働させようが、そこに需要が無ければ収益・利益には変えられず投資を回収する事は出来ません。

PLUGに関しては財務問題は発生したものの、その後に修正されたものと直近決算を確認する限りでは財務基盤は当面は盤石となっています。

今は種蒔きの時期であり、将来に必要な部分に積極的に投資をしつつ、コアビジネスであるマテリアルハンドリングでしっかりビジネスを固め、市場拡大を行う現在の方向性は間違っておらず、むしろこの時期の赤字は必要なものであり、こういったニュースはネガティブではなく市場拡大をもたらし、且つ買い場をもたらすポジティブニュースと受け止めるべきです、と私は考えます。

ここでPLUGの将来性に賭けてリスクをとれる投資家は報われるだろうという確信があるので、資金管理(定期買付)をしながら積極的に買い増ししていくという思いをますます固める結果となりました(笑)

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