【TSLA】テスラの快進撃は続くのか?既存自動車メーカーは?
めーめーおじさんです。
テスラ(TSLA)は株クラ界隈では投資をしている方も多いのではないでしょうか。私は保有がないものの、監視リストに入れて常に株価はチェックしている銘柄です。以前もS&P500に不採用になった時に、とりあえずテスラに投資をしていればよっぽど高値で掴んでいなければ報われそうという記事を書いていました。
【TSLA】S&P500組入れ不採用と少しの不安感
先日ついに念願のS&P500にも採用され、株価の爆上げはとどまる事を知りません。年初来では600%を超えるリターンを叩き出しており、1年前からのホルダーさんはニコニコが止まらないのではないでしょうか。
ちなみにテスラと入れ替わる銘柄は「アパートメント・インベストメント・アンド・マネジメント」という不動産投資信託のようですね。
12月21日にいよいよ一括で組入れられるという事ですから、その時価総額の大きさから他の銘柄へ与える影響額も大きくなりそうです。
SBI証券のレポートによると、80億ドル~100億ドルの売り需要がS&P500構成銘柄に発生するそうです。その規模が大きすぎて私にはどうなってしまうのか想像も出来ません。
少なくとも、主要銘柄が12月21日のタイミングで下落することが考えられるということなのであれば、ある意味では優良銘柄も押し目買い出来るチャンスが到来するとも言えます。私の保有銘柄ではビザ(V)が関係しそうです。まあ下がったら安く買えて嬉しいと思うぐらいですかねw
さて前置きが長くなりましたが、テスラの快進撃は今後も続くのか?という部分なんですが、私は株クラ界隈にいるようなセミプロではありませんので、銘柄分析も大して出来ませんし、良し悪し、投資の可否は最終的に雰囲気と勘で決めるような投資家でありますので、雰囲気で何となくまだ快進撃は続くと考えています。
短期的には12月21日以降に下げる場面はあるかと思いますが、EV車については時代の流れを感じます。今後も内燃機関が無くなることはないと思いますが、世界的な大きな流れに乗っているテスラの勢いが止まる事は想像が出来ません。
それこそ、大きな大問題に繋がるようなリコールが発生しない限りは、業績は益々勢いよく伸びていくのではないかとさえ思います。
しかし一方で、多くの方が指摘をするように、テスラの株価は非常に割高になっているとも感じています。
ざくざくっとこれまで時価総額で車メーカー首位だったトヨタと比較した表ですが、テスラの時価総額が半端ないことになっていることに気づきます。
売上高はトヨタの足元にも及びませんから、現在の株価は割高であるという意見ももっともだと思います。かくゆう私も今のテスラの株価は流石に高すぎると感じています。
しかし、テスラの将来性に賭けている投資家にとってはそれも些末な問題なんでしょうか。個人的にはテスラのEV技術というのはいずれコモディティ化することで、業績に悪影響を与えると考えています。
そういった事で、テスラの本質的な価値というのは自動運転技術に代表される「ソフト」面にかんする技術にあると考えています。それではそこにどのようなビジネスチャンスがあるのか?という部分について全くわからない、値踏みが出来ないのが私のテスラに対する評価です。
ソフト面については、既存の自動車メーカー以外も技術向上に余念がありませんし、規模に勝るトヨタ自動車についてはEVをはじめ、燃料電池などへの投資を増やしています。
今後は、日本メーカーに限ればマツダや日産などが厳しい戦いを強いられる一方で、トヨタについては内燃機関以外の車両で激しく追い上げてくるのではないかと勝手に予想しています。
特に個人的には将来の水素社会に向けた期待から、米国のプラグパワーへ投資をしている身として、トヨタにも頑張ってほしいという気持ちが入っているのかもしれません。
どちらにしても、テスラに群がっているイナゴが焼き払われたとき、まだ将来性があると判断出来るのであればテスラへの投資を改めて考えていきたいと思います。
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