【ギグエコノミー】UBERへの逆風→ソフトバンクGへの影響は?

こんにちは。めーめーおじさんです。

いつものように休憩中にブルームバーグを読んでいたらたまたまUBERについての記事を発見しました(元記事はこちら)。

正直ウーバーについては興味はなかったのですが、文中にある「ギグエコノミー」って何だろう?となったわけです。私も勉強不足ですからこんなこともわからないのかと言われそうですが、早速グーグル先生に質問(検索)しました。

※ギグエコノミー(Gig Economy)インターネットを通じて単発の仕事を受注する働き方や、それによって成り立つ経済形態

たまにウーバーイーツ等がTVに取り上げられたりしますが、まさにあのような働き方がギグエコノミーなんですね。

さて本題ですが・・・

上記リンク先の記事には米加州にて新法案が審議中で、ギグエコノミーでは通常守られない最低賃金や残業手当の権利のある従業員として扱う必要があるとの事。少し古い記事だったので、進捗はあるのかなと色々と調べてみました。

「ウーバー運転手は従業員、米で企業負担求める州法が可決」(元記事はこちら

結局法案は通ったみたいですね・・・。これによりギグエコノミーに依存する企業はコストが30%増加する可能性があるそうです。

ソフトバンクGへも少なからず影響を及ぼしそうですね

ウーバーについては現在筆頭株主がソフトバンクGとなっています。ソフトバンクといえばIT企業というイメージが私のはあるのですが、現在は投資会社としての存在感を発揮しています。

そのソフトバンクGですが、米加州の同法案による影響を少なからず受けそうな記事が出ていました(元記事はこちら

英文のブルームバーグの記事になりますが、簡単に要約するとギグエコノミー企業への主要な金融会社がソフトバンクGで、同社とウーバーの株式に影響を与えなかったが、今後数カ月から数年にわたって影響が表れてくるだろうとの事。

先日もソフトバンクGが筆頭株主となっている米ウィーワークがIPO計画を棚上げする記事が出ていました。これについてはウィーワークのコーポレートガバナンスに投資家らが強い懸念を示したのと、評価額が想定以上に低いという報道のされ方をしていましたが、色々と難しい展開になっているようですね。

ちなみに、ウーバーとドアダッシュは共闘して米加州議会へのロビー活動を行う様です(資金は6000万ドル)。なぜなら米加州はそういった制度を先駆けて導入するため、他州が追随する恐れがありそうなった場合は莫大なコストを抱え込む事になるからです。

米国人はどう思っているのか

ざくっとですが、これらの件についてのコメントを見ていたら、米国人らしいなという感じのコメントついてました。

「カリフォルニアは社会主義国家」

「馬鹿げた動き。通常は働き方に最小限の柔軟性しかない。少ない時間や何時間でも働けるというのもこれで終わり」

まあ簡単に言ってしまったら日雇い労働者を正社員にするようなものなので、日雇いで働いて生計を立てている人にとっては良い一方で、自由な働き方や副業でやっている人にとっては余計なお世話といったところでしょうか。

まあこの辺は議論するつもりもないのですが、今後はウーバーのような企業は厳しい市場環境が続いていく、その筆頭株主であるソフトバンクGも影響を少なからず受けていくだろうということですね。

とりあえず新しい単語を今回は覚える事が出来ました・・・。

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