【日本株】三菱UFJ個別株を売却→米国株へ入れ替え

こんにちは。めーめーおじさんです。

8月14日の米国市場ではNYダウが800ドル安と今年最大の下げ幅を記録しました。その流れを受けて東京株式市場も一時400円下げる展開となり、▲249円(-1.21%)で引けました。

周知の通りですが、米国債が昨年末に続き逆イールドカーブが発生したことにより、それを嫌気して米国株が大幅に下落しました。特に銀行株が大きく影響を受けており、14日には一時シティグループが4.5%下げる等しています。

私が保有している三菱UFJについても15日に一時492円と年初来安値を付けました。

何故銀行株が厳しいかと言えば、今後FRBが株価を下支えするために利下げに動く可能性が非常に大きく銀行の収益を悪化させます。最近ではインドやニュージーランドの中央銀行も利下げを行い世界同時金融緩和の様相を呈しています。

また、万が一FRBが利下げを躊躇した場合、早期にリセッション入りする事が予測されますので、銀行株は進むも地獄、引くも地獄といった状況です。

もともと三菱UFJについては日銀のマイナス金利政策にも関わらず稼ぐ力のある巨大企業、また海外売上比率が高い、配当利回りが良いというところに魅力を感じて株購入に踏み切りましたが、流石に今後の株価が上がる要因が皆無の中で、いくら配当利回りが良くてもホールドし続けるリスクの方が高いと判断し売却に踏み切りました。

16年2月に日銀がマイナス金利政策(緑枠)を始めましたが、その際には三菱UFJは455円まで大きく値を下げています。また10年金融危機の際には327円まで下落をしています。すぐここまで急落するとも考えられませんし、一時的に上昇場面がくることもあるかもしれません。ただし利下げ・景気後退局面においては、保有し続けるよりももっと別のセクターへその分を振り分けた方が良いパフォーマンスが得られるのではないかという判断です。因みに購入金額から-1.09%での売却です。

今回のNYダウ急落の要因については、アルゴリズムによる機械的な売りが殺到したため、あまり悲観する必要はないという意見も見受けられます。恐らく今後の米国市場についてはFRBによる利下げにより、リセッションが起きるとしてももっと先の話になると考えられます。もしかしたら持ち直して更に米国市場の景気拡大が続くかもしれません。

この記事を書いている間に発表になった米国コア小売売上高についても予想0.4%に対して1.0%と+0.6%上回りました。依然米国経済は底堅い動きをしていますので、来年の大統領選挙までは是が非でも株高を演出してくると思われます。

この間にリセッションが発生しても耐えうるポートフォリオを淡々と作っていく事が一番重要なのではないでしょうか。そして将来リセッションが起きた場合に大きく下落する可能性がある銀行株を買い戻していきたいと思います。

 

※底値と思い買いましたが今は金融セクター自体に悲観的になっていますので、もっとパフォーマンスの良いセクターへ少額ですが資金を移すことにしました。

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