【三菱ＵＦＪ】国内株式で唯一の保有銘柄

2019年8月2日

こんにちは。めーめーおじさんです。

私の資産運用は米国株を中心とした資産運用を行っていますが、唯一国内株式で保有しているのが「三菱ＵＦＪ銀行」となります。

7/31時点

株価：524円

配当利回り：4.77％

ＰＥＲ：0.42倍

なぜ三菱ＵＦＪ株を購入しようと考えたかですが、そもそものきっかけが個別株取引を始めるにあたり、単純に売買の練習をしてみたかった、というのが一番の理由となります。資産形成を目的とした購入ではないため、毎月２万円のお小遣いをコツコツ貯金していたのですが、その範囲内で買おうと考えたのがこちらになります。

ただしいくら余裕資金で購入するとはいえ、私の大切なお小遣いで購入するわけですから、以下の理由で購入をしました。

①メガバンクの一角であり時価総額でも第８位の大企業である事。

日本国内でトップクラスの大企業であり、世界の銀行売上ランキングでも第１０位というところが気に入りました。正直この会社が潰れるときは日本も潰れる時だと単純に思います。

②配当利回りが高い

銀行株は軒並み配当利回りが高いです。なかなか日本株でここまで高配当もありませんし、米国株と比較しても高いです。2009年３月期で12円ですので、今期会社予想25円でもし配当が得られれば10年間で約２倍に配当が増えたことになります。因みに2008年３月期が14円ですので、株式分割後は減配が１回あります。

③配当金が年２回もらえる

米国株では配当金を年４回出す企業が多いですが、日本株については年１回という企業が多いですね。その中で年２回出すというのは良いことだと思います。それは業績に関して株主から厳しい目で監視される事を意味するからです。また株主としても配当金という果実を細かく頂いた方が精神的にも楽（嬉しい）だがらです。

④購入しやすい株価

３メガバンクの中でも三菱ＵＦＪとみずほが買いやすい株価となっています。現在も約5万円で購入する事が出来るので敷居が非常に低いです。

⑤割安に見える

ＰＥＲが0.42という事で非常に割安で放置されています。日本株ではこういった割安株が結構沢山放置されています。様々な理由で割安で放置されているのだろうと思いますが、それにしても安すぎだと感じます。この超低金利の時代に銀行が8000億～１兆円も利益を稼いでいるという事実は、この会社の強さを表しているのではないでしょうか？

⑥会社の姿勢が好感出来る

大手銀の中でも収益に占める海外の比率が５割という内容で、今後縮小していく日本国内だけではなく生き残りをかけた事業経営を行っている事。また、2023年度までに本部社員数を半減するリストラを発表しています。「RPA」（ロボティック・プロセス・オートメーション）と呼ばれる自動化システムを導入し業務の効率化を図ると以前ニュースになっていました。これについては私のあくまで想像ですが、利益を生まない本部社員をリストラすることによって更なる収益アップに繋げるためのリストラかなと感じました。三菱ＵＦＪは高年収で有名ですし、合併を繰り返して余剰人員が沢山いるのではないかと。そういったところは株主にとってはプラスに働くのではないかと考えます。

⑦事業環境の外的要因

現在は超低金利となっており、これらが銀行の収益を圧迫している要因となっています。またビットコイン等に代表されるブロックチェーン技術の台頭により将来的な事業悪化も予測されています。しかし、超低金利の中で稼ぐ力は本物ですし、暗号資産についてもまだまだ信頼性に欠けるところがあります。この辺に関しては小さい体力のない銀行から淘汰されていくと思いますし、銀行業が廃れてもなくなることは考えられませんので、規模が大きいという部分が他より優位にたてる部分になるかと思います。更に日銀による金融政策決定会合が7月30日に開催され現状維持が発表されました。これは超低金利が維持されることを意味しますが、ある意味銀行株では悲観することではないかと思います。なぜなら日銀によるこれ以上の追加緩和の限界が見えてきているからです。今後は利上げするだけという事で今が底値かなという判断です（利上げする時代が到来するのだろうかというのは考えません）。

最後に株価チャートになります。

2006年に1800円を超えていますがそこからずるずる下げて、今の株価は当時の3割ほどとなっています。今後は中短期では上昇しても小幅になるかと思いますし、世界経済の失速による株安が来た場合は更に下げる可能性もありますが、今の業績や事業内容を見ている限り割安な今の内に買っておけばという気持ちにさせる銘柄ですね。

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