【資本主義】株を買って資本家へなろう

こんにちは。めーめーおじさんです。

今の私はバリバリの労働者階級でありますが、世の中は資本家と労働者に分かれており、搾取する側と搾取される側へわかれています。

1789年に起きた「フランス革命」により、これまでの封建主義から資本主義へ時代が移行していくわけですが、現代では一部の国を除き資本主義が主流となっています。現代の日本においても明治以降資本主義の道を歩んできました。恐らく私が生きている間に日本国が共産主義などに社会体制が大きく変わる事はないだろうと思います。

 

それではこの資本主義社会で生きていくためにはどうしたらいいのでしょうか?それは搾取される側の労働者として働いていくか、搾取される側の資本家として生きていくかとなります。

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こんな計算式を見たことはあるでしょうか?あまりにも有名な計算式でありますが、フランスの経済学者であるトマ・ピケティ氏の著書「21世紀の資本」の中で、資本主義社会における真実を膨大なデータから導き出したのが上記の式となります。

簡単に説明すると、r(資本収益率)がg(経済成長率)を上回る程富が資本家へ蓄積されるというものです。資本の収益とは株、不動産などから得られる利益の事であり、労働者階級が働けども今の仕組みであれば資本家よりも富を築けることはないということです。

ピケティ氏は著書の中で富裕層への課税を通じた富の再配分を世界的規模でやることが重要だと記していますが実際にはそれは困難でしょう。事実世界の富の82%が僅か1%の富裕層に集中していることからも、この富の集中は今後も続くし日本も今後更に格差が拡大していくことだと思います。

ここで私たちが考えなければいけないのは、①労働者として一生を終える、②資本家側へ移る、③革命により今の社会体制を打倒する、の3つとなりますが、私は②を選択します。

日本は恵まれており安定した社会基盤・環境があります。その中で、資本家側になることは難しい事ではなく、誰もがなれる権利をもっています。

その方法の1つが株式を買ってその企業の株主(オーナー)になるという選択をすることです。確かにここでも資本の論理が幅を利かせており、仮に配当利回りが1%の株式を保有していたとしても、1億(配当100万)保有している人と、100万(配当1万)しかもっていないひとでは、率は同じでも額では99万という差が開いてしまいます。

とはいえ、ここで諦めてしまい一生を搾取される側として過ごすのか、月々1万円でも積み立て投資を行うかで老後に大きな差が出てくるのは必然です。

先日バリック・ゴールドの記事を書きましたが、依然たまたま見たTV番組で「ヤバ飯」というので、ボリビアにある銀鉱山で働く方の映像が流れていました。そこでは僅かな稼ぎのために命がけで銀を発掘する姿が映っていました。

鉱山の発掘にここまで劣悪な環境で働いているところもなかなかないのかもしれませんが、まさしく彼らが命がけで掘り出し、会社がそれを更に加工・販売することで得た利益の一部を株主として私は受け取るわけです。まさに資本主義の本質を見た気持ちでした。

今の世の中はどうしようもないと叫ぶよりも、今の世の中の仕組みを最大限利用したほうがよほど建設的だと思います。世の中の大半が①を選択してしまうのが現実だと思いますが、少しでも私のような普通のサラリーマンが少しずつ資産形成出来ている姿を発信する事で、全員が資本主義社会の利益を少しでも享受出来るようになると良いですね。

 

※私の保有銘柄バリック・ゴールドになります。

【金鉱株】バリック・ゴールド(GOLD)

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