【総裁選】高市さん以外だと日本株は暴落しそう
めーめーおじさんです。
9月17日、会社から帰ってきたらテレビ東京のWBSをたまたまつけたら、総裁候補の4名が生出演していました。経済から外交まで質問に答えてきましたが、結論から申し上げてこの中では「高市氏」一択といった印象です。
現在、コロナという史上空前の国難に見舞われているわけですが、やはり現状で最も必要で重要視しなければいけない政策は「経済」をどう立て直していくか?という部分だと思っています。
様々な課題はありますが、全ての根幹は経済力が源泉であり、この部分を疎かにしていては何も始まらないということです。
今回の立候補を表明しいる4名の考え、というよりも政治家としての力量が計れたのが以下の画像です。
・岸田氏「スタートアップ」
→論外
・野田氏「フェムテック」
→大事なことかもしれないが、今回の質問は「日本の成長産業は?」であることからして、日本経済を牽引していくようなものではない事を考えると不適切。日本全体最適を考えられておらずスケール感が全くなし。
フェムテックの「世界」市場規模はブルームバーグの記事によると、2027年に約6兆円規模になるとのこと。単純計算ですが、日本のGDPシェアが約6%だと考えると、3600億円の市場が見込めるという事です。
日本を代表する産業の規模感としては、自動車産業が約68兆円、コンビニ業界が約7兆円、ゲーム業界が1.5兆円となっています。
明らかに次の成長産業としては力不足です。
・河野氏「再生可能エネルギー」
→これはありだと思います。現に私もPLUGという水素関連銘柄へ投資していますし。世界の潮流は再エネになっています。しかし、日本という国土でそれをどう成長産業に繋げていくのか?ここが一番難しいなあと考えています。島国である日本でやるには大胆に規制緩和を行わないと無理でしょう。
また、現状の電力の仕組みを考えると、再生可能エネルギーを普及さえればさせるほど、消費者の負担が増える仕組みとなっており、安価な電力が経済にとっては望ましいことを考えると、この辺をどう考えていくのか?という部分を更に深堀する必要があります。
現状では原発の活用を踏まえた柔軟な電力政策が必要だと考えますが、脱原発を掲げる河野氏にそれが出来るのかという事ですね。まあ最近は少し発言を修正しているみたいですが。
・高市氏「産業用ロボット」
こちらの回答が最も的を得ているといえます。日本には産業用ロボット機器で世界4強のうち、2強である「安川電機」「ファナック」を抱える産業用ロボット大国でもあります。
また、キーエンスのような世界的企業も抱える等、今後の有望産業でもあり、人口減少が続く日本にとっては非常に重要な産業でもあると言えます。
市場としても伸びしろがあり、BtoBビジネスであることからも、これまで韓国や中国に負けてきたBtoCビジネスのような安売り競争に巻き込まれる可能性も低く、まさに現状認識がしっかりされているという印象です。
さて、これだけでも岸田氏、野田氏は全くないなと思いますが、それ以外での政策で河野氏は「年金に最低保障が必要」「財源は消費税」と他で語っている事から、河野氏もまったくないなとなります。
外交に関しても中国のTPP加盟申請を承認するべきと野田氏は言っている事からも、次期総裁に相応しいのは高市氏、次点で岸田氏と言ったところでしょうか。
ちょっと、野田氏と河野氏は危険すぎますね。日本が経済がめちゃめちゃになりそうです。
その頃、野党はというと
これから実施される衆議院選挙を前に存在感が全くありません。まあそれも自民党の選挙対策なんでしょうが。
特に、野党第一党の立憲は本当にだめすぎてがっかりします。そもそも共産党と手を組むこと自体がアウトですし、同じく社民、れいわも含め、野党4党はお話になりません。
唯一期待したいのは国民民主ですが、存在感がなさすぎて残念なところです。代表の玉木氏は結構まともな事を言っているのですが、メディアに取り上げられる頻度が少なすぎです。
まあ既存メディアはどうしても立憲はじめ、だめだめ野党4党を応援したいのでしょう。
何だかんだと自民党は批判されますが、今回の総裁選でも感じるところは、保守から左派までなんでもござれの政治家レパートリーが豊富なところが流石だなあという感じです。
これでは野党がいる意味ありませんからね。批判するだけの職業野党と言われるのもしょうがないのかもしれません。国民にとっては良いことありませんがw
さてさて、私は自民党員ではありませんので今回の総裁選を見守る事しか出来ませんが、高市氏が総裁になるような事があれば、間違いなく日本株は「Strong buy」、それ以外の候補者であれば「Sell」である事ははっきりわかりました。
今回の総裁選は思った以上に派閥内における自主投票が多い印象です。これからは派閥の政治力学ではなく、その政治家による「政策」により総裁が選ばれる、そして政治全体にもその流れが波及していく、そんな分水嶺になるような気がしてなりません。
これだけSNSが普及してしまった世の中ですから、既存メディアによる悪質な切り抜きによる印象操作、世論操作も出来ない時代になってきました。
ようするに政治家やメディアによる誤魔化しがやり辛くなってきたという事です。その分、政治家の思想信条、政策がダイレクトに伝わる様になってきました。
良い傾向です。我々も絶えず勉強しながら誰が真に国民のために働いてくれそうなのか、見極める目を養う必要がありそうです。
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