GO(グロサリーアウトレット)売却を検討中
めーめーおじさんです。
今回は保有銘柄で大爆損No.1銘柄であるGO(グロサリーアウトレット)について、現時点での私の考えを少し記事にまとめておきたいと思います。
まずはこんなマイナー銘柄知らないよという方向けに簡単に説明すると、
・米国のディスカウントスーパー
・FC経営
・メーカー、卸が抱える余剰在庫を安く仕入れ激安販売
こんな感じの小売です。現時点での投資成績は、
・取得単価 43.13ドル
・20株
・損益率▲74.9%
と保有銘柄の中でも圧倒的な存在感を放っています。かつて同じような爆損銘柄を保有していた時期もありましたが、いずれも損切し別銘柄へ再投資しています。GOについても途中保有数を縮小していますので、金額にして▲646ドルの赤字と結果的には傷口は小さくなっているわけですが、損切するならば最優先にこの銘柄かなあと思っているわけです。
その理由もいくつかありまして、
・既存店前年比が鈍化傾向
・ガイダンスを下方修正
・ROICが低下傾向
と、いくつか自分が参考にしたい指標が悪化しているからです。
これまではビジネスモデルが面白く、結構会社自体も老舗であったりディスカウントストアに追い風かなと思える市場環境であったり、出店もしっかり行っていて特にFCビジネスという部分が個人的には気に入っていたわけです。
しかし、忙しさにかまけて良くも悪くもほったらかしていたら、ちょっと業績を見てみるとあんまりいい傾向ではないなと思うようになってきました(早く気づけよと反省)。
ROICが低下傾向(WACCを下回る)にあり、はっきり言ってしまえば価値創造が出来ていないと判断せざる得ないわけですが、今後ここの数字が上向かない限りは株価も上がってこないだろうと考えているわけですが、決算発表でもここを向上させるようなコメントはあったものの、じゃあどうしていくの?という部分が、自分が強みと考えていた「余剰品を仕入れて激安で販売する」という点が足引っ張っているんじゃないかと考える様になりました。
結局商品調達で目玉になる商品はスポット対応となり、棚割り管理が難しく標準化が難しいという事が、既存店の売上を上げていく為の足かせになっているように見えてきました。
だから結局は来店頻度が安定しないってのもあるんじゃないでしょうか。売上=数量×単価ですから、数量を増やすためには客数増加は特効薬になり得るわけですが、現状のガイダンスに出ている数字では物足りないですね。
という事で、既存店売上高が恒常的に+2%以上を達成し、且つROIC改善に向けた施策の打ち出しと効果検証(最低6%以上に改善)したことを確認してから投資を行っても遅くない銘柄という認識になりました。
最近の株価下落基調も流れが良くないですね。投機的な動きをする可能性もゼロではありませんが、はっきりいって近々で上がるイメージが湧きません。ましてや40ドル台って夢のまた夢ではないでしょうか。
損切っていつやっても辛いですね。それでも完全に保有株式全部を売却しても恐らく後悔は少ないだろうなと考えています。












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