【21年1Q決算:GO】決算ミス!?株価爆下げで含み損拡大www

めーめーおじさんです。

保有銘柄の決算ラッシュで決算資料を読む時間を確保するのが大変です。やはりサラリーマン投資家にとって個別株保有は10銘柄以内に抑えないと厳しいというのが実感です。

さて、私のポートフォリオにおいて、RIDE(ローズタウンモーターズ)を迎え入れる前は、GO(グロサリーアウトレット)が一番の問題児だったわけですが、好決算を連発しても上がらない株価にストレス溜まりまくりでしたが、ついに今回の決算により売上高のアナリスト予想を外したことで、地合の悪さも重なり爆下がりとなっています。

まあ、個人的には今回の数字を見る限りは全く問題を感じませんし、むしろ絶好の買場が訪れたという認識でいますので、その根拠を下記にまとめていきたいと思います。

【2021年第1四半期】
収益:7億5250万ドル(前比▲1.0%)予想×
EPS:0.23ドル(前比▲23.3%)予想〇
既存店売上高:前年比▲8.2%
新規出店:新店+10店、閉店-1店、総店舗数389店

【今後の見通し】
・2021年は1回の閉店と36~38店の新規出店を予定
・2021年第2四半期の既存店売上高は、2桁前半程度のマイナスを見込む
・設備投資は2021年に約1億3000万ドルを見積もっている

という感じですね。また続けて、アナリスト向けの収益コールを以下に簡単にまとめていきます。

・エリックCEO
「第1四半期の業績は引き続き順調で、新店は期待通りの業績を上げる事で売上に貢献してくれた」
「今のところは第2四半期は更に6か所の新店が好調に推移している事を確認している」
「今後数カ月以内にはアイダホ州に400店舗目をオープンします。年間目標+10%にそって、2021年は36~38店を新規出店を目指している」
・チャールズCFO
「第1四半期の粗利益は2億3190万ドルで前比▲2.2%。粗利益率は商品や物流費の上昇、在庫回転率の正常化にも関わらず、過去と同じで30.8%だった」
「第2四半期は安定した客数と買い上げ点数の両方に支えられ、週平均売上高は第1四半期と同じとなっています」
「ワクチン接種や消費者への給付金のといったいくつかの要因で予測する事は困難ですが、現在の傾向が続けば既存店売上高はマイナス2桁前半程度になると予想されています」
※他、アナリストとのやりとりで抜粋
・インフレについて
「インフレ圧力はやってくると考えています。商品コストの増加、サプライチェーンの物流費、労働不足によるところまで広範囲に渡っています」
「これらに対して我々は日和見主義の供給を行う事です。顧客がショッピングを楽しんでもらうため、彼らが期待する宝探しの重要な部分です」
「商品の価格設定についても毎日価格設定を行っています。それは、市場価値に応じた価格設定であるため、競争力のあるポジショニングを綿密に監視しています」
・Eコマース普及率が高くなる傾向があるが、プレゼンス低下によりアドレス可能な市場が減少する可能性があると考えているのか?
「非常に不安定な時代の真っ只中にいて、消費者の動向、行動、顧客心理など、短期的な予測は非常に困難だと考えています。だから我々はそれらをしようとはしていません」
「我々はこのパンデミックを通じて我々が知っている最善の方法でビジネスを管理していく。大局、長期的なモデルでは根本的には何も変わらないと確信しています」
「2022年はノイズの少ない数字に戻るでしょう」

と、こんな感じでしょうか。ここからは私自身の考えを書いていきたいと思いますが、まずは最初に、

アナリストの売上予想って高くね!?

ってことですね。確かに前回決算の時に第1四半期の売上は前年を超えるような事を言っていたような気がしないでもないです。

ただし、多少でも流通に携わる方なら理解して頂けると思いますが、昨年のコロナ特需を超えるなんてのは相当難しい事は簡単にわかるはずなんですね。

実際、前年を▲1%割り込んだわけではありますが、前々年で見た時には+24.1%なわけですね。新店寄与で大分カバーしたとはいえ立派な数字ではないでしょうか。

余談ですが、某流通のバイヤーと商談中に「今月は厳しいですね。何とか前年をいかせないと大変なこと(業績連動ボーナス等々)になりそうです」なんて雑談で話していたら、

「めーめーさんの会社って相当ブラックですねwww

なんて事がありましたwそれだけ流通側からしたら2021年の1月~6月というのは鬼門になっているわけです。当然コロナの影響は第2四半期にも出てきますので、当分はEコマースに力をいれていないGOについては、競合大手と比べると売上面については非常に苦しい展開が続くと考えられます。

実際に、アナリストからも指摘が毎回入りますが、毎度の如くEコマースについては力をいれないと断言していますね。

そして毎度の如く、私としてはそれは正しい考え、戦略だと考えています。確かにEコマースの拡大の恩恵をウォルマートやアマゾンなどはフルに享受しているわけですが、これらの巨人と同じように戦っても、ウォルマートの売上と比較にならないぐらいの規模しかないGOが勝てるわけでもありません。

参考になるのは、同じく流通業界の雄「コストコ」ですが、これも独自のビジネスモデルを築き上げた超優良企業です。

個人的には、こういった他社にはないビジネスモデルを築き上げ、且つ今後10数年で強烈に成長する可能性がある流通業としてGOへ期待し投資をしているわけです。

この質問をしたアナリストはあまりに考えが浅く、その回答に対して私は非常に満足しています。早速こんな記事は出ていましたね。

『Grocery Outlet’s inability to grow online is a ‘competitive disadvantage’ that will be hard to overcome』

この記事を要約すると、オンラインを強化していかないと永続的に不利益をもたらすだろう的な事が書いていますw

確かにパンデミックを契機にEコマース市場は急拡大をしてきましたが、GOが生き残り成長していく道はそこじゃないと私は考えるんですね。

ホームページや決算内容にもよく出てきますが、消費者に対して驚きをいかに提供するか?という部分が非常に重要であり、それは価格であるという感じです。

GOの関連記事で何回も書いてきましたが、オンラインショッピングでは体験できない驚きを店頭でいかに伝えるか?日本で言えばドン・キホーテや関西地盤の玉出がそれに感覚的には近いでしょうか。

そして、そのような流通にはわざわざ「ネットショッピングをするか?」という事ですね。私もそうですが、ドン・キホーテには店に行ってみて、どこにどんな掘り出し物があるのか?という部分に期待して来店するわけです。

現在、Eコマースの覇者であるアマゾンなどが流通業界の全てを支配出来ない様に、こういったニッチな分野でしっかり地域に根付いた経営が出来ているGOは、ある意味で非常に高い競争優位性をもっていると感じます。

今後の展望

これから米国は短期的にはインフレ圧力を受ける(受けている)と思います。その点は上記で記載した通りGOも認識しているようです。

インフレは一時的には消費を減退させますから、流通業界にとって売上・利益面ではあまり良い傾向は出ません。しかし、GOのようなハードディスカウント業態については、これらの景気に対する耐性は非常に高い傾向にあることから、高い設備投資意欲も継続しているようなので、2021年、とりわけ第2四半期は厳しい状況になり株価は低迷する可能性がありますが、2022年以降は前年もこなれてきた上に新店寄与が大きく乗っかるはずなので、あまり心配せずにホールドが正解だと考えます。

ここ1年間は31ドル~48ドルのレンジ相場となっています。第2四半期も厳しい数字が出てくることが予想されますので、もしかしたら下値を突き破ってくる展開も想定されますが、第3四半期以降は今回あいた窓を埋めにくる展開を予想します。

どちらにしても、経営は正しい方向にいっていると感じますし、健全な利益、キャッシュフローと設備投資を確認出来ているので、株価が低迷するであろう2021年度は良い仕込み時になる可能性が高いと考えます。

まあ一気に投入する資金もなければ勇気もないので、コツコツと毎月の定期買付日に積立てていくのが私個人の最適解ですね。

とにかく年単位で楽しみな銘柄です。ビジネスモデルが本当に面白いです。今は良い時代でYouTubeなどを通じて、どんなスーパーかも現地の方の動画で売場もチェック出来ますしね。

全部が全部Eコマースに移行するわけないですし、何だかんだ日常使いのスーパーは地元密着の気楽に行け、実際の買い物を楽しめるスーパーに行くものです。

まあ、Amazonもウォルマートもコストコも素晴らしい企業なのは疑いようがありませんので、素直にストレスなく確実に投資実績をあげたい投資家はそちらに投資することをおすすめしますwww

※前回決算の記事になります。

【20年4Q決算:GO】グロサリーアウトレット好決算連発企業…だけど株価上がらずw

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