【PLUG】プラグパワーがグリーン水素生産プラントを2022年末までに稼働を発表

めーめーおじさんです。

以前からPLUG(プラグパワー)が発表していたニュースですが、具体的な話が今回同社から発表がありました。

『PLUG POWER AND BROOKFIELD RENEWABLE MOVE FORWARD WITH GREEN HYDROGEN PLANT IN SOUTH CENTRAL PENNSYLVANIA』

上記リンク先から原文へ飛んでいけますが、内容を下記に要約していきます。

・プラグパワーは再生可能エネルギープラットフォームの所有及び運営者であるブルックフィールドから、100%再生可能エネルギーをホルトウッド水力発電施設から供給してもらい、ペンシルバニア州中南部の川沿いに工場を建設する。
・この施設から生産されるグリーン水素は、北東部及び中部大西洋岸の広範な範囲において輸送、ロジスティック産業の脱炭素化をサポートしていく。
・2022年第1四半期に建設が開始され、2022年後半までには稼働され、1日当たり約15メートルトンの100%排出物が出ない液体水素を生産されると予測している。
・ブルームバーグニューエネルギーファイナンスの報告によると、今後数年間で水素経済は指数関数的に成長して、エネルギー需要の最大24%を供給し、2050年までに年間売上高10兆ドルまでに達するとされています。
・グリーン水素はゼロカーボン経済に不可欠であり、運送、ロジスティックセンターの脱炭素化、並びに製鋼などの産業と向けに重要です。

と、こんな感じでしょうか。確か昨年の第3四半期決算でこんな図を使って、今後のロードマップを説明していたのを思い出します。

その時の決算発表内容を振り返ると、「2024年までに5つのプラントを全て稼働させる」と発表しています。ペンシルバニア州は上図の地図上で右上の方になりますね。

ちなみに、これ以外にも「最初の2つのプラントは設計段階で作業開始し、2022年末までに完成予定」とも書いていたことを考えると、この当該施設以外にも、上図地図上にあるどこかで2つ目のプラントが同時期に稼働がされる予定ということですね。

また施設の北米における配置を見ていると全体にもれなく水素生産ネットワークを構築するような形となっています。

要するに、将来的(今後1~3年内)に本当の意味で負荷が掛からないエネルギー(グリーン水素)供給を行う体制が整うという事です。

これは、他の水素関連企業とは一線を画した動きとなります。私が数ある水素関連企業が有る中でPLUGへ投資を行う理由もここにあるわけです。

今は脱炭素が叫ばれていますが、皆さんも既にお分かりの様に、現在のEVや水素燃料電池というのは決してゼロカーボンを達成するための手段になり得ていない現状があります。

それは、EVについてはバッテリーを生産するさいにガソリン車と同等以上の温暖化ガスを発生させると言われていますし、水素についても生成過程で現状は化石燃料を使用し行っているため、これまた温暖化ガスを排出しています。

現状で言えることは、脱炭素を世界中の国々が叫んでいますが、結局は次世代のエネルギー覇権(主導権)をとり、経済的メリットを享受したいからに他なりません。

しかし、いずれは先進国を中心として本当の意味での脱炭素化が進む事も容易に予想されます。その中で私はグリーン水素が本命であると考えているわけです。

またその中で何故PLUGなのか?という部分ですが、前回の決算発表後のアナリストとのやりとりでアンディCEOが今後の水素普及に向けた課題として「水素生成時のコスト低減」を語っていました。

これは非常に重要な事で、結局は先に述べたように国・企業・個人は詰まる所は環境というキーワードを上回る経済的メリットがないとメインとはなり得ませんので、この生成コストを如何に引き下げるか?という部分が非常に大きなポイントとなってくるわけです。

それには様々な課題があるわけですが、1つはそもそも水素エネルギーの使用量が増えなければいけません。

日本ではトヨタ自動車がそういった課題に取り組むために最近ではミライの新型を投入し、様々な企業と一緒になり水素の裾野を広げようと努力しています。

翻ってPLUGはどうでしょうか。既にマテリアルハンドリングを主力として、水素を自家消費出来る環境を整えており、生産から消費まで垂直統合型のビジネスモデルを構築しています。

今後もEコマースの拡大を追い風に物流施設の拡大が見込まれる事から、最大顧客であるアマゾン、ウォルマートなどの世界的大企業の成長に乗っかる形で大きくその辺は成長していくことが予想されます。

そして2つ目は大規模な生産施設を稼働させ、規模拡大と効率的な供給インフラ・ネットワークを構築することで、規模のメリットを最大活用し競合他社よりも圧倒的な価格形成力をもって市場シェアをとりにいける事です。

いずれ世界は本当の意味での脱炭素を進めざる得ない状況になると思いますし、その先進地はアメリカであり欧州になると思います。

その米国において「グリーン水素」の圧倒的な生成低コスト化が図れれば、競合他社を圧倒する可能性が高まります。

今回のニュースリリースによって、2024年の長期ガイダンスに向けた事業計画が順調に進んでいる事が確認できたことは良かったと思います。

逆を言えば、2022年末まではこの件においての売上・利益は見込めないわけですから、まだ1年以上は株主としてのメリットも享受出来ないわけです。

ただし投資というものはそういうものだと思うんですね。その企業が生み出す将来価値に賭けて自分のお金を投資するわけですから、投資をしたなら黙ってガチホで良い訳です。

決算内容の修正が入るとの事ですが、まあ大丈夫でしょうwwwっと思いあまり気にしない様にしています。

さて最後になりますが、今回再生可能エネルギーを供給することになっているブルックフィールドはどういった会社かというと、ホームページに飛んでみたら再生可能エネルギーの発電所を保有する会社のようですね

特にポートフォリオに占める約66%は水力発電とのことです。まあどの再生可能エネルギーでもそれなりのリスクはありますが、個人的には水力発電は太陽光や風力と違い安定した電力供給が出来るのではと感じていますので、パートナー企業としては良い選択ではないでしょうか。

最近のPLUGの株価は非常に厳しい状況が続いていますが、現在の株価水準は明らかに低いと感じています(私の感覚ですw)ので、一気に投入出来る資金はありませんがボーナスタイムと思い継続的にコツコツ積立てていきます。

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