【PLUG】ドイツで欧州事業拡大

めーめーおじさんです。

9月14日、PLUG(プラグパワー)が脱炭素を強力に進める欧州の雄、ドイツで事業拡大をするとプレスリリースを行いました。

一次情報は以下からアクセス出来ます。

『PLUG POWER ANNOUNCES EXPANSION TO EUROPE WITH GERMAN HEADQUARTERS』

こちらの内容を要約すると、

・70000平方フィートの施設にイノベーションセンター、技術サポートセンター、ロジスティクスセンターを収容し、新規及び既存顧客へサービスを提供する
・PLUGは欧州に10年以上おり、ルノーとの合併会社HIVIAと進化を遂げている。ドイツ、フランス、オランダ、ポルトガルに複数の電解槽も設置している。2025年までに500トン/日のグリーン水素を生産すると予想している

みたいな事が書かれています。昨年あたりにも記事にあげましたが、英国の大手スーパーマーケットであるASDAへPLUGのフォークリフトを導入した実績があります。

上記内容から10年以上も欧州で地道に仕事をしてきたんだとは全く知りませんでした。ようやく時代がPLUGに追いついてきたという事でしょうか。

蛇足ですが、70000平方メートルという広さはピンときませんが、坪数で約2000坪となります。東京ドームが約15000坪と言われていますから、その100分の13ぐらいの広さとなります。

まあよくわかりませんw

話は戻りますが、欧州全体の方向性は脱炭素で一致しているわけですが、報道でもよく目にする通り内容までは一枚岩とはなっていません。

ドイツは脱原発推進派なわけですが、フランスは原発も活用するという方針のようです。この際、どちらが良いとかそういう話ではありませんが、そういった事情もありドイツは水素エネルギーに対して非常に熱心に取り組んでいるように見受けられます。

かなり詳しいレポートは日本貿易復興機構(ジェトロ)でドイツの取組を紹介していますので、はっきりそちらを参考にした方が良いと思います。

ただ、それだけ欧州市場は今後有望な市場であるということですね。水素をどうやって運ぶのかという問題も、天然ガスのパイプラインが通っている関係で、それを活用出来ないかという話も出ているようです。

近い内に業績に影響が出てくるようなニュースでは全くありませんが、将来性といった意味ではしっかりと足元を固めているのではないでしょうか。

そういえば10年前といえば、日本では東日本大震災が発生し、福島原発が爆発を起こした年です。そこから、世界的な脱原発の流れが加速したようにも感じますね。

脱炭素を進める上で、再度原発については見直されつつありますが、どちらにしても水素経済の拡大が今後も長期的に紆余曲折はあるとは思いますが、しっかりと拡大していき、PLUGもその恩恵を大きく受ける事が出来そうです。

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