【新型コロナ】株式市場への影響は限定的か(短期的に)
めーめーおじさんです。
私が住む北海道でも新型コロナウイルスに感染が疑われる方が病院に運ばれるというニュースが流れ、何だかこの問題が身近に感じてきました(結局は陰性だったみたいですね)。
たまに足を延ばして新千歳空港に子供たちを連れて遊びに行くのですが、流石に中国人がごった返すところに連れていくのも気持ち的にちょっと引けてしまいますね。
株式市場への影響は?
今回の新型コロナウイルスの影響ですが、旅行関連銘柄が影響を受けていますが全体的にはそこまで影響は出ていないのかなという印象です。
過去SARSが流行した時にも、結局S&P500がプラスで推移しています。SARSに関しては、2002年11月から2003年7月までの期間で流行したわけですから、過去に倣えば今回の新型コロナウイルスの影響は株式市場全体で見た時には影響は軽微で終わる可能性が高いと考えられます。
SARS流行期間が谷間になっていますが、ちょうど2000年に弾けたITバブルの影響で不況に見舞われており、2001年9月11日にはアメリカ同時多発テロが発生するなど、世界的に混乱期だった時ですね。
その後、株価は回復していくことになりますが、崖の様に急落しているところはリーマンショックとなります。そしてメキメキと株価は上昇を続け現在に至るというチャートになっています。
これだけ見ていれば、特にSARSについては大きくは景気動向に影響は与えていない事がわかると思います(いやそれは違う!という方もいらっしゃると思いますが)。
逆に今回の騒動では、中国に投資を行っている方にとってチャンスになる可能性があります。上図を見て頂ければわかりますが、今回の問題が終息後に中国市場が急回復する事が予想されます。
今回の騒動が恰好の押し目になる可能性があるという事です。それでも私は中国市場について詳しくないので、静観していたいと思いますが。
あくまでSARSの時を想定しているだけ
歴史に学べばという事で、そんなに影響はないであろうと考えているわけです。しかし、あくまで同じような流れになればという事ですね。
今回、中国政府は初動はどうあれ新型コロナウイルスの抑え込みに躍起になっています。武漢という巨大な中核都市を封鎖してしまいましたね。流石に共産主義独裁国家というところでしょうか。
武漢市は人口1000万人以上という事ですから、人口だけでいったら東京都を封鎖するようなイメージです。そんな事をしたら大変な事になるのは想像に難くありません。それを力づくでやってのけるのですから凄い国です(効果の有無は別ですが)。
現時点では新型コロナウイルスがSARS以上の致死率はないようなので、世界的にどこまで抑えつけられるか?いつ終息するのか?などの要因で株価への不安定要素になるのは避けられませんね。
但し、過度に心配する必要はないという事です。市場には資金がじゃぶじゃぶ供給されていますから、この大きな流れは当分変わらないでしょう(多分です)。
1つ心配事を挙げるとすれば、米中貿易摩擦で弱った中国経済に更にネガティブな影響を与えないかどうかという事です。何だかんだと中国経済の浮沈で世界経済は大きく揺れますから。そういった意味では中長期的な視点は失わないようにしておきたいですね。
余談ですが
武漢市といったら、今の中国に繋がる辛亥革命が有名ですね。革命軍が武昌と漢陽を武力制圧し、中華民国軍政府が成立を宣言したところです。その後、清国は滅亡し中華民国が誕生しています。
昔、横山光輝の「三国志」に見事にハマって、色々と本を読み漁りました。ちょうど魏・呉の接する部分にあり、現代・古代ともに重要な要衝でした。本以外にも、このころからシュミレーションゲームの最高峰?三国志シリーズをやり出しました。
当時、三国志4を地元のゲーム屋に買いに行ったのですが、スーパーファミコンのカセットは今では考えられない程に高く、特に三国志シリーズは高価でした。貯めていたお小遣いで、それこそ清水寺から飛び降りるような気持で買ったのを思い出します。
横山光輝作品では「項羽と劉邦」「史記」も面白いですね。私の場合、歴史漫画からの専門書という流れが多かったですね。父が歴史好きだったのも手伝い、様々な本を買ってもらい読みふけりました。
あ~、あの頃のように思いっきり贅沢な時間を過ごしたい!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません