【FB】世界最大SNS企業の限界と挑戦
めーめーおじさんです。
私が住む北海道はとてつもない大雪に見舞われていますが、読者の皆様については大丈夫でしょうか?ここまで酷いと株価が~、金利が~、なんてどうでも良くなってきますねw日々の生活でいっぱいいっぱいですwww
さて前置きはここまで、今回はFB(メタプラットフォーム)についてです。FBについてはGAFAMの一角であり世界最大規模のSNS「Facebook」を運営する企業として有名です。
最初に言っておきますが、FBについては私はノンポジションなわけですが、最近の動向については出来る限り追い続ける様にしています。
その理由は後述するとして、先日2021年度第4四半期決算を発表して同社株価は前日比-20%を超える急落しました。
チャートを見ていると物凄い勢いで急落しているわけですが、時価総額27兆円も失ったそうですから、そのインパクトも物凄いものがあります。
ここまで下げた要因は複合的なわけですが、その中でも特に注目されている数字がFacebookのアクティブユーザーが昨年19億3000万人だったのに対して、今期は19億2900万人に落ち込んだというものです。
これが何を意味するのか?という部分ですが、同社のビジネスモデルはSNS上での広告収入が主ですから、ここの成長が止まったという事は、FBの成長が鈍化する可能性が非常に高いということであり、ここを嫌気した投資家が売りを浴びせたのかなと感じます。
私が情報収集用に使うSNS「Twitter」では、今回のFB決算について評価出来ないというコメントが多かった印象です。
しかし、それを額面通り受け取って良いのかな?と疑問に感じたのと、現在のFBは変革期にあり、もしかしたら更に大きく飛躍する可能性があるのではないか?と私は考えています。
上述しましたが、私自身はFBはノンポジなのですが、同社に注目しているのはやはり「メタバース」という投資テーマにおいて、FBは圧倒的先頭を走っていると感じているからに他ありません。
メタバース部門の営業赤字が約1兆円というこれまた凄い金額を叩き出しているわけですが、普通であれば、
「メタバースなんて一時の流行に乗ってこんなに赤字を出して馬鹿だな」
となるわけですが、見方を変えれば、
「こんなにメタバースへ投資が出来る企業で世界中を探してもないんじゃないか!?」
となるわけです。私自身は後者になるわけですが、まだ世界的にもメタバースが一般的になっていない現時点で、ここまで思い切った投資を継続して出来る企業というのはFB以外には無理だと思います。
ここに私が注目する理由があって、私が保有するKOPNについてはVR関連で投資を行っていて、FBのような企業が市場を創出してくれる努力をしてくれているからこそ投資出来る対象になっているわけで、FBの動向によっては他のVR、メタバース関連銘柄も投資するのは難しいとすら感じています。
FBについては「Facebook」「Instagram」「WhatsApp」の3つだけでアクティブユーザー数が28億人を超えており、世界人口が78億人だとすると、その内の3割強をカバーしている計算となります。
このバックボーンは非常に大きいと感じており、これを背景に一気にメタバースを広げて次のビジネスモデルに繋げていける企業だと確信をもって見ているわけです。
むしろ、FBがここまでやってダメであれば、メタバースという投資テーマは成立しないとさえ私は考えているのですがどうでしょうか。
FBが新社名にしたタイミングは2021年10月28日ですから、当時からAppleと広告表示の件で収益性が落ち込む事も、また最近報道も出ましたがリブラについても、この先の事業環境が厳しい状況になる事は既に随分前から社内共有され、次の一手をどうしようか練りに練られていたと考えています。
そして、企業として立ち行かなくなる前に、巨額投資を行い一気に先行者利益を取りに行くという、世界有数の巨大企業でありながら、新興企業のようなスピード感にGAFAMとして君臨してきた凄みさえ今回の決算からは私は感じます。
この方向転換が上手くいくかどうかはわかりませんが、昔と違ってソフト、ハードともに充実してきているわけでうから、メタバースなんてと馬鹿にする時代ではないと私は思っていますが、この辺は投資家同士では判断がわかれそうなところです。
しかし、将来的に仮想空間では個人間の他に、企業間、もしくは企業内でも取り入れられていくと個人的には予想していますし、一過性で終わるようなものではないと感じています。
今持っているプラットフォームを最大限活用して次の成長に繋げる事が出来るならば、それはとても強烈なキャッシュを生み出すに違いありません。
VR関連、メタバースへ期待し投資を行っている私としては、FBの動向は非常に気になるところですし今後も注目していきたいと思います。
ちなみに、FBに投資をするということが、ある意味ではメタバースを信じて投資をするのとイコールになるとも言えるわけですが、手元資金が潤沢にない今は割安に見えても投資しにくいのが本音ですねw
本来ならば、SNSに特化した企業であれば全く興味が湧かないし、どれだけ凄い企業であろうと投資をしようとも思わないわけですが、こういった変革期にある企業というのはとても魅力的に私には映るんですね。
こういった時にはこれまでに評価が一変するわけで、本当に上手くいくかもわからないわけですが、そういう状況で割安になり投資を行えば、上手くいったときのリターンはとても良さそうだなと感じます。
ここはFB、メタバースを信じられるかどうか?という投資家側の覚悟が求められるターンですね。
私はというと、どうせVTIに組み込まれている割合が相対的に高いわけですから、今はそれで納得しておきメタバースがどうなっていくのか測る物差しとしてFBを見続けていきたいと思います。
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