【バフェット】成功者から学ばざるべき事

2020年8月17日

めーめーおじさんです。

今回の記事は自戒を込めたものとしたいと考えて執筆したいと思います。まさに標題にある通り世界最高の投資家の一人「バフェット氏」が経営するバークシャーハサウェイ（BRK）のニュースで感じた事をそのまんま書いていきます。

先日、BRKの新しいポートフォリオが公開されましたが、金融株のポジションを減らして、金鉱株大手のバリックゴールドをポートフォリオに加えたことが話題となりました。

BRKの組入れ銘柄は非常に注目を集めるわけですが、バリックゴールドの株価はこのニュースを受けて上昇しました。

米国株へ投資を行うブロガーの方々もこの件に関して詳報していますが、BRKが金融株を売却したという内容はかなり衝撃的だったのではないでしょうか。

私自身もこういったニュースは米国版yahooをチェックしているので、表面的な内容は一通り把握しているつもりです。

そして、こういった話題性のあるニュースが出た時に確認するのは、「自分以外の投資家がどのように受け取っているのか？」という情報です。

まず大前提として、投資方法には正解はないという考えでいるのですが、その中で最適解はどういったやり方があるんだろうと常に考える様にしています。

そのため、全く利害関係のない第三者の意見・考え方というのは参考にさせて頂いているのですが、その中で気になった意見の中で「バフェットが見限った金融株はオワコン」という内容なんですね。

最近でもバフェット氏は航空株で多額の損失を出しているわけですが、どれだけ偉大な人物だとしてもそれを真に受け何も考えず追随していいものかと考えてしまいます。

投資歴１年弱の私が最初の頃を思い出すと、投資ブロガーであるバフェット太郎氏の10種ポートフォリオを単純に真似しようと考えたり、GPIFのアセットを参考にしてみたりと、有名人？成功者？の真似をすれば簡単なのではないかと考えていた時期もありました。

しかし、実際に実践してみて何か違和感を感じるんですね。その時は思い切りよく方向転換してきましたし、その過程で色々と考え、それに合わせて知識も吸収するようにしてきました。

そのような中で、コアとなる資産はインデックスで固めて、個別株でアクセントをつけるような投資スタイルに落ち着いています。しかも、個別株に関しては王道銘柄であるコカ・コーラを売却して、小型グロース株へシフトさせつつありますが、高尚な理論とかそんなものはなくて、単純に『しっくり来る』というただそれだけなんですね。

さて話は戻りますが、もしあなた（私）が投資初心者で成功者を真似したいと考えるならば、一歩立ち止まって考えて下さい。

成功者で偉大な投資家であるバフェット氏を追随したいならば、単純にBRK株を買い付ければ済むはずです。

バフェット太郎氏の高配当銘柄中心のポートフォリオを組むならば、VIGのような増配銘柄へ分散投資出来る優良ETFへ投資を考えるのも一考ではないでしょうか。

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ツイッターやブログでは物凄い方々がいるわけですが、正直そのような方々のポートフォリオを見て学ぶべきものはあまりなくて、そこに至るその投資家の考えはどのようものなのかと考える様になりました。

バフェット氏が金鉱株を買ったから金鉱株を買おう、金融株を売却したから金融株はもう購入するのを止めよう、という成功者の後追いでは駄目な気がしています。

まあそれで利益を得る事が出来るならば、あくまで結果ですからそれはそれで良い気がしますが、長期的には思ったようなリターンを得られないだろうと感じています。