【BABA】アリババ「独身の日」セールに見る中国の強さ
こんにちは。めーめーおじさんです。
11月11日は中国で光棍節と呼ばれていますが、別名「独身の日」とも言います。元々は独身者がパートナーを探したり、それぞれ贈り物をするといったイベントだったようです。それが現在では世界最大の販促イベントとなっています。
今年も恒例の販促イベントが行われたのですが、ブームバーグの配信記事によると取扱高が16時間で過去最高だった昨年の約3兆3440億円を超えたそうです。日本版では簡単にまとめてありますが、より詳細な情報は米国版の方が良い気がしますのでリンクを貼っておきます。
上記リンク先の内容を簡単に書くと・・・、
・1分8秒で10億ドルに達した
・アリババのイベントは米国のサイバーマンデーに似ている
・午後4時31分に300億ドルを超えたが、この数字はライバルのアマゾンの四半期売上の80%に相当する
・24時間の売上伸長は昨年には及ばないとアナリストは述べている。昨年は前比27%の増だったが、10年間で最低の記録だった。今年の予想は20~25%増加。
・今年は5億人以上のユーザーが購入すると予想。昨年よりも1億人多い。
米国のイベント日はどんな感じか?
米国では最大のショッピングイベントである「ブラックフライデー」、また「サイバーマンデー」が有名どころでしょうか。2018年の実績を見てみると、
・ブラックフライデー:約7000億円
・サイバーマンデー:約9000億円
という、これまたとてつもない額の数字が出てきますね。米国の小売業者が黒字なる日として有名なブラックフライデーですらこの金額ですから、アリババの規模が途方もない数字なのがわかります。
米中貿易摩擦はどこに行ったんでしょうか…。中国経済は厳しい状況と様々な報道がありますが、この数字を見る限りではまだまだ強いと感じるのは私だけでしょうか。これで昨年よりも伸長率が低いなんて言われたら期待値が高すぎると思うのですが如何でしょう。
アリババ株価もパフォーマンス良いんですね
何気に見てみたアリババの株価ですがS&P500と比較すると、アウトパフォームしているのですね。ちなみに現在話題沸騰中のSBGと比較するとこんな状況ですね。
この2つの企業については正直よくわからないのですが、SBGはアリババのおかげでなかなか良い状況みたいですね。正直SBG株よりも単純なリターンを求めるならアリババ株やバークシャーハサウェイ株を買った方が良い気がするのですが…。まあこの辺は凡人投資家の私にはよくわからない部分ですね。
最後に
最近、日本でもブラックフライデーという事で販促が打たれていますね。大々的に小売りが販促を打ち出してきたのは昨年あたりからでしょうか。特にイオンが仕掛けていますね。今日も職場で「〇〇のブラックフライデーは・・・」なんて会話が聞こえてきたので、どこも昨年よりも仕掛けは強く打ち出してくるんでしょうね。
政府も今や下火のプレミアムフライデーなんか仕掛けるより、こういった民間のイベントを後押しするような政策を実行した方がよっぽど景気刺激策になると思うんですけどね。
個人的には出身地の正月大イベント「仙台初売り」が大好きでしたね。寒空のもと並んで熱気あふれる売場を歩いているだけで気持ちが高揚したのを覚えています。競争率が激しくて欲しものが買えたためしがありませんが、それでもあの場の雰囲気が大好きなんですよね。今ははるか遠い地にいるので行く事は出来ませんが、今もあの熱気はあるのでしょうか。全てネットで完結してしまう環境は少し寂しいですね。
それと、上記の販促イベントの巨額な取引を見ると、クレジット決済大手のビザ株ホルダーとしては、まだまだ同株について強気でいられますね。っとどんどん脱線してきますので今回はこの辺にしておきます。
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