【VHT】バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF

こんにちは。めーめーおじさんです。

8月度の買付分から私のポートフォリオにVHTを加える事としました。私の理想とするポートフォリオは【インデックス:個別株=7:3】としており、今後買い増しによるリバランスを継続して行っていきます。

これまで手数料負けしないようにしていたために、気になる個別株を買っていたら【インデックス:個別株=1:4】のような比率になってしまいましたので、主力のVTI(楽天VTI含む)の他にETFを買いたいなと考えており結果VHTに投資していくこととしました。

選定理由

※各国の医療費推移

VHTを選択した理由としては今後も医療費が伸び続けるだろう市場環境があります。上図によると米国の医療費が物凄い勢いで伸長しているのがわかります。その他の国々でも医療費は毎年伸長しています。今後も世界の人口は伸び続ける事が予測されており、また医療の発達により今後も医療費は伸長し続けると考えられます。

19年7月8日にトランプ大統領が薬価引き下げに言及したり、はたまた大統領選挙の際にオバマケアを廃止する公約をしてみたり、日本においても医療費の膨張が問題視されるなど、都度政治的なリスクを負っています。

しかし、7月25日のブルームバーグの記事によると、世界的な気温上昇により今後ワクチン需要が伸長するとの事です。その市場規模は2080年までに2000億ドルの新規需要が生じるとの事です。このように政治的な判断で一時的に同セクターは影響を受け続けますが、それを上回る市場の拡大が続くだろうと私は考えます。

ここで何故個別株を選択しないでヘルスケアセクター全体への投資を決めたかというと、

・ポートフォリオに占めるインデックスの比率を高めたい

・同セクターの個別株は難しい(意外にボラタリティが大きい)

・ジョンソン&ジョンソンやアッヴィを保有したいが事業内容を理解し辛い

・VTIよりパフォーマンスが良い

というところです。以下の表を参照してください。

同セクターはディフェンシブと呼ばれますが、意外にも変動が大きく最近でもJNJがベビーパウダー問題で株価を大きく下げましたし、ABBVのヒュミラ2023年特許切れを見据えたアラガン買収発表による株価急落など、個別株へ長期投資していくのに私自身どこかで許容できなくなる日が来るのではないかと感じさせる出来事が続きました。特にABBVに代表されるように、新薬の特許が切れた後どうするのか?医薬品メーカーはこういったリスクをどうしても抱えてしまいます。

本当は今回の急落でJNJ株を買いたい衝動に駆られましたが、そこは我慢して同セクター全体の将来に懸けて投資を行う事とします。

基本情報

VHTの基本情報です。

・経費率 0.1%

・配当スケジュール 四半期ごと

・配当利回り 2.71%

・トータルリターン(年初来) 8.16%

※バンガードHPより

私が欲しいJNJは9.3%の割合となります。大型株が占める割合は75.3%と大きいですが、しっかり中型・小型株まで網羅しているのも良いですね。また、ゾエティス(ZTS)のような動物用の医薬品メーカーのような特殊な会社も全部入りです。素晴らしいです。

私のような弱小投資家は毎月1口購入するのが限界ですが、VTIと2本柱でコツコツ30年間長期投資するつもりで積立てていきたいと思います。

 

※インデックスがコアになります。しかし個別株の魅力には勝てません・・・。

【投資方針③】コア・サテライト戦略

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