【19年4Q決算】アメリカン・ステイツ・ウォーター(AWR)好決算!!!
めーめーおじさんです。
米国を代表する連続増配企業AWRですが、2月24日に19年第4四半期決算並びに通期決算の発表がありました。個人的には良い決算だったのではないかと思います。
【19年4Q】
売上:1億1299万ドル(前比+1.8%)
EPS:0.45ドル(前比+21.6%)
※アナリスト予想超え
【19年通期】
売上:4億7387万ドル(前比+8.5%)
EPS:2.28ドル(前比+32.6%)
と、こんな感じで四半期・通期ともに良い結果と終われたのではないでしょうか。更に言えば、営業利益率21.8%(通期26.8%)、純利益率14.8%(通期17.7%)となっており、配当性向も余裕がありながら昨年から安定の増配となっています。
AWRは主に3つのセグメント(水道・電気・契約サービス)に分かれており、第4四半期に関しては水道事業で大きく収益を伸長させることが出来たことが、今回の好決算に反映されているようです。
特に通期では全てのセグメントで前年をクリアしてきているため、事業全体で見ても非常に内容のある決算だったのではないでしょうか。
改めて永久保有したい銘柄と再認識
AWRはここ数年で一気に株価が伸長して、指標だけ見ると割高な面は否めません。しかし、昨年の米中貿易摩擦の時に見せたように、流石事業内容が「水」であり公益セクターということもあり、堅調な株価推移を辿っています。
現在は新型コロナウイルスの影響で市場全体が下落してきておりますが、私が保有する銘柄の中では最も下落率が緩やかなのもこちらの銘柄です。
事業内容から米国内で完結する内需型である事、また「水」という人の生活に欠かせないものを取り扱っているという事、そして安定した売上と利益を生み出し続ける会社として、まさに永久保有できると思わせてくれる会社です。
そして、何度もこの会社の記事を書くときに触れるのですが、執念すら感じさせる連続増配へのこだわりを感じますので、長期保有によりキャピタル・インカムゲイン両取り出来る数少ない銘柄だと考えています。
配当利回りは1%弱と物足りなさを感じますが、配当性向をみるにつけ安定した増配が今後見込めますので、長期投資による恩恵を受けやすいのも投資ポイントとなります。決算内容の配当金欄に・・・、
『毎年65年連続で株主が受け取る配当を増やしています。当社は現在の方針として、長期的に7%以上の複利年間伸長率を達成させる事です』
と書いていますね。毎回同じコメントが掲載されるのです。長期投資家にとって何とも心強い会社です。
新型コロナの影響で市場がどれだけ冷え込もうが、AWRの株価が下げようが良い投資機会に恵まれたと思い、更に買い進めたいと思いました。
※昨年簡単にAWRの企業分析を行いました。参考までに・・・。
【AWR】アメリカン・ステイツ・ウォーター企業分析
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