【簡単】凡人にはドルコスト平均法
めーめーおじさんです。
ここ最近の株式市場は日本も含め非常に強いなと感じます。まだ「コロナ倒産〇〇件」「失業者が～」というニュースもしょっちゅう流れている状況の中です。
経済再開の兆しも出てきましたので、この先の期待感から株は買われているのかなと思いますが、最近よくツイッターで見かける意見で、
・実体経済が伴わない株高は割高に感じる
・コロナ第2波が来た時に株式市場は下落するからその時を待つ
というものです。株式投資の熟達者（プロ含む）はそんな状況も何のそのと売買を繰り返して利益を積み上げたり、再度下落する瞬間を虎視眈々と狙って現金待機している方もいるかもしれません。
逆に、私の様に中途半端な知識しかない普通の投資家にとっては、なかなか買い向かうには躊躇する相場なのかもしれません。
実際、次の定期買付の際にはQQQを買いたいと考えていますが、既に最高値付近をウロウロしていて買い難いですね。気分的に。
そう。気分的に買い難いんですよね。短期売買をするわけでもないですし、長期保有が前提で買付するわけですからきにする必要なんてないはずなのに、途中下落局面が来た時に精神的ダメージを受けるのが嫌なだけなんです。
そこで、個人的には長期投資で精神的負担を軽くするために『ドルコスト平均法』が最適だと考えています。
株クラ界隈では散々ドルコスト平均法は議論されていますが、ここでは同投資法が良い悪いを議論するつもりは全くありません。
但し、長期投資を淡々とこなすには忍耐力が思っている以上に必要なので、極力精神的に負担が掛からない方法を取るべきだと考えます。それは「一括投資ｖｓドルコスト平均法」のどっちが投資リターンが良いのかという話ではなく、もっと本質的な部分で気軽に気長に簡単に「投資を継続する」という部分に大きなメリットを感じます。
毎月〇日に定額買付設定をするだけで終わってしまう簡単さですから、あとはほっとけばいいわけです。それこそどんな暴落局面だろうが上昇局面だろうが状況は一緒です。
ただひたすら機械的に買い増していきます。米国株式市場は基本的には長期的に右肩上がりの市場ですから、普通に考えれば一括投資が有利なのは間違いないのですが、私はそういったリターンよりも投資を継続させることが出来るメンタルの維持を最優先にしたいと考えます。
もし仮に、一括投資後に今回のコロナショックのような暴落が来た時に、冷静に買い増しが出来るとは思えません。意外に思っている以上に自分のリスク許容度は高くありません（金鉱株で経験済）。
また、今のナスダック市場のような最高値近辺で買いづらくて投資を躊躇するような方は、サーキットブレーカーが毎日発動するような暴落局面で積極的に買い向かえるとも思えません。
事実、私自身もどこが底でどこまで落ちるのか？いつ上昇するのか？2番底はくるのか？など全くわかりませんでした。わからないからこそあの場面でもルールに従い15日に定額積立を実行したわけですが、含み損が解消した今だからこそ言えるのは、いずれ株価は回復するし、タイミング良く底値で買付出来たとしても、その後も上手に運用出来るかどうか？投資銘柄が成長してくれるのか？などわかるわけもないと感じています。
もう少しで投資を始めて1年になりますが、様々な細かいルールを決めたり色々と考えてみましたが、何事もシンプルが一番なのを感じています。
もっと気楽に投資出来る方法が広がれば、もっと裾野が広がって全体が良い方向に進みそうなものですけどもね。
とりあえず、自分にあった方法で相場から下りない事を大前提にしっかり相場と向き合いたいものです。
