【狼狽】今回の相場下落で学んだこと・学ぶべき事
めーめーおじさんです。
狼狽・・・うろたえ騒ぐこと。あわてふためくこと。
先月末から続く新型コロナの影響による世界的な株式市場のハイボラ相場で、著名な個人投資家をはじめとした狼狽売りが目立つようになってきました。
私自身は昨年から投資家デビューをしているような投資初心者ですが、こういった先が見通せない急落局面は滅多に起きる事はなく、今まさに貴重な経験を積ませてもらっているような状況かなと感じています。
この局面を暴落といえるかどうか議論するつもりは全くありませんが、S&P500が年平均7%程度の伸長をしてきたことを考えると、ほんの数日間で10%以上も下げてくるという局面は、個人的には暴落と呼んでもいいのではないかと考えます。
過去を振り返ると、定期的に暴落局面が訪れているわけですが、ここ数年好調な株式市場にあって投資を始めた投資家の方々は初めて厳しい局面に晒されていると言えます。
そんな中で先日、自分自身に戒めるようにこんな記事を書きました。
【下落局面】サラリーマン投資初心者の心構え
こういった時こそ、自分で決めたルールを守り通すことが大事だと感じたわけですが、時間が経つにつれ狼狽売りと思われる投資家の方々が散見されるようになり、強気のブログ・ツイッターでのつぶやきが減っていったように感じています。
こういった方々を見るにつけ、いろいろと学んだ事、そして学ぶべき事を簡単にまとめていきたいと思います。
投資とは自分との闘いである
本当に上の見出しに尽きるなと感じます。どんなに正しい理論で投資を行っても、精神的な部分が投資を長期的運用面、そして成功へ繋げる最大のポイントであるというのは疑いようがありません。
そして、よく聞こえるように「自分で思っているほどリスク許容度は低い」というのも、今回の局面で思い知らされました。
私が投資に回している金額はざくっと日本円で100万円です。これが▲10%となってもたった▲10万円にしかなりません。
これが1000万円なら▲100万円、1億円なら▲1000万円と、率は一緒でも額では圧倒的に変わってきます。
上昇局面ならばいざしらず、こういった急落場面に出くわしたら、自分に置き換えて考えると恐ろしいなと感じます。今はまだ運用額が少ないので、多少の損失は給料から補填出来ますが、額が巨額になればなるほど焼け石に水ですから。
私の長期投資が上手くいけば、恐らく60歳を超えるあたりで資産運用額は1億円近くになっている計算でいます。これを老後の生活費に充てていきたいと考えているのですが、折角リタイアした後にこういった相場暴落で大きく資産額を目減りさせたら、やはり精神的にはかなりきつい思いをするはずです。
現在の私のアセットは100%米国株ですが、自分の置かれている状況に応じて柔軟にアセットアロケーション、ポートフォリオを構築する必要があるのだと感じました。
本来、投資というのは自分のために行う物ですし、完全に自己責任なわけですから、今回の局面で狼狽売りされた投資家の方々は批判されるものでもありませんし、市場から退場しない限りはチャンスもまた巡ってくるものです。
今後数カ月こういった相場が続くかもしれませんが、今後の自分の糧とさせて頂くと共に、他人事と捉えずに将来の事を見据えてしっかり学ばせて頂きたいと思います。
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