【22年第3Q決算:KRUS】くら寿司USA優秀な実績を叩き出していますね

めーめーおじさんです。

密かに期待している銘柄のKRUS(くら寿司USA)ですが、高値でジャンピングキャッチして以来、大きな含み損を抱えてきました。

しかし、この銘柄の特徴として決算ガチャで上にも下にも勢いよく振れるハイパーボラタリティ銘柄であり、今回の決算に関しては非常に良い数字を叩き出したために一気に新高値を更新する事となりました。

たらればですがもっと買い増しておけば良かったと今更ながら後悔しているわけですが、そんな事を言いだしたらキリがありませんので、本銘柄についてはようやくプラ転した事に対して良かったと言っておきましょう。

それでは以下に決算発表内容を簡単にまとめていきましょう。

【第3四半期】
収益:3797万ドル(前比+105.6%)予想〇
EPS:0.05ドル(前差▲0.04ドル)予想〇
既存店売上:前期比+65.3%
店舗数:37店舗(前差+6店)
2022年見通し:売上1億3700万~1億4200万ドル、新店8店舗予定

今回アナリスト予想を大きく超えてきたわけですが、特にサプライズだったのはEPSが事前の予想ではマイナス予想だったところがプラスで出してきたところでしょうか。

現在、米国ではかなり深刻なインフレが発生しており、金利の引き上げによる抑制に動いているという状況にあります。どの産業もコスト上昇による収益圧迫に苦しんでいるわけですが、特に食品、流通、外食産業というのはこれらの影響を大きく受けるセクターになります。

しかし、決算説明にもある通り「インフレ圧力を上手く乗り切った」と言っていますから、よほど上手くやったのでしょう。

私はこういった外食産業への企業評価の1つとして、実際の利用者の声を確かめるわけですが、現地人の評価は各店とも非常に高いものとなっており、これも決算説明に書いていますが「新規オープンではお客様の反応は当初予想を上回り続けている」とある通り、非常に強い支持率があるようです。

ちなみにメニューの値上げも実行しているようですね。それでもこれだけの支持を頂けるなんて大したもんです。くら寿司USAというのが米国民に受け入れられているという事だと認識しています。

よく参入障壁という言葉が株式投資を行うにあたり出てきますが、産業としては参入障壁がどうしても低くなりがちな食品・外食産業に関しては、圧倒的なブランド力がその後に生きてくるわけで、まずは何を持ってしても既存店の高い評価、売上伸長率に注目するべきです。

冒頭も書きましたが、KRUSの特徴として決算内容で物凄い動きをしてくるわけですが、大きく育ってくれと買った時は80ドルぐらいで、6月ぐらいには30ドル近辺まで真っ逆さまという胃をやられるようなチャートを描いています。

しかし、KRUSの強い既存店の数字や新店出店ペース、そして実際の口コミを見る限り、いずれ最高値を更新する時が来るだろうと血を吐きながら握りしめ続けました。

そしたら今回の決算で超絶決算だったわけで、一気にプラ転することであの精神修行期間の苦行も報われたのではないかと感慨深いです。

個人的には数年は我慢するつもりでいましたが、思ったよりも早く株価は戻ってきたのは良い意味で想定外でした。

保有していなければこの恩恵は受けられなかったわけで、市場に居続ける重要性を教えてもらえた、そんな銘柄になりつつあります。

株価は急上昇してしまいましたが、長期保有を念頭に私は投資を行っていますから、これからもどこかでガツンとどうせ下げるんだろうと思いますので、コツコツと株数を増やしていきたい銘柄ですね。

何より元が日本企業ですから応援したいですね。未来の米国寿司業界のマクドナルドになって欲しいですね。

※一個飛ばして第1四半期のまとめ記事になります(第2Qは書いていませんw)。

【KRUS】くら寿司USA2022年第1四半期決算発表

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