食品スーパーは冬の時代も今が買い時と思う

めーめーおじさんです。

先週までに米国の代表的な食品スーパーであるウォルマート、ターゲットの決算発表がありました。内容については非常に悪い状況であり株価は急落。消費財セクターはディフェンシブと聞いていたので「ここまで下がるのか!?」と正直思うほどの下げ方でした。

さて、今回の下げについてですが、ここまで下がるとは思ってもいませんでしたが、ある程度厳しい数字が出てくるのではないかという部分は何となく実感として予想はしていました。

まあ案の定という感じですが、これ以上こんな事を書くと後出しじゃんけんのようであまり宜しくないのでこの程度にしておきますw

ざっくりと要因を書いてしまえば米国の異常なほどのインフレが起因しているわけで、それが業績に大きく影響したということです。

米国市場は日本市場とは違い、これまでもインフレは続いてきたわけですから、比較的モノの値段が上がっても消費者はそれを受け入れることが容易であった背景がありますが、それ以上に物価が上がってしまっており、消費者が財布のひもを締めている現状はよっぽどの事態なんでしょう。

業界的には逆風となっているわけですが、それでも永続的にこのインフレが続くことはない事を考えれば、一時的な含み損を許容できる余裕がある投資家であれば絶好の投資機会になり得るのではないかと私は考えています。

目先はこのインフレがいつ収まるのかなんてわかりませんし、これ以上に悪化する可能性だってあるわけです。しかし、こんな状況がいつまでも続くわけないのですから、個人的には積極的に買いにいきたい局面です。

少なくともウォルマートやターゲットは米国でも随一の優良企業なわけで、ここまで一気に下げる事は滅多にないわけですから、良い感じになってきたと相場を眺めています。

特にウォルマートはAmazonに対抗してこれまでもネット通販に物凄い力を入れてきたわけで、コロナで需要の先食いはあったものの、この先もしっかり成長を遂げてくれることを考えると、なかなか良い買い物となりそうです。

そして、保有がない会社で個人的に気になっている企業はコストコとなります。こちらの企業は非常に特殊なビジネスモデルとなっており、収益のほとんどを会費で賄っているような会社です。

コストコもこの流れを受けて収益悪化、株価下落という形になった時には資金を投じていきたいと思います。注目していきたい部分は会員数の増減、その一点を注目していきたいですね。

目先の売上、利益なんて些末なこと…とは言いませんが、コストコの他の食品スーパーと違ったビジネスモデルがどう業績に影響してくるのか決算発表が見ものですね。

ちなみに、現在進行形で食品スーパーの事業環境は悪化の一途を辿っていますので、次回決算はもっと厳しい数字がでてもおかしくありません。

まだ焦らず様子を見ていく時期かなと思っていますので、そこはじっくりタイミングを投資タイミングを図りたいと思います。

これまではどうも勢いで「エイヤッ!」と投資してきて高値掴みするケースが多かったですから、今回は投資したい気持ちをぐっとこらえて待ちに徹したいと思います。何となくもう少し落ちてきそうなので。

しかし、私が保有するハードディスカウントスーパーのグロサリーアウトレットはもっと評価されて良いような気がしますけどね。

大手が軒並み厳しい中で、比較的堅調に業績推移しているわけですから。

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