【PLUG】いま私がプラグ・パワーを買い増しする理由
めーめーおじさんです。
1月24日~28日の米国株式相場はとてつもないジェットコースター相場になりましたね。乱高下をしながら結局は1週間でプラスになるあたり、ナスダックは強いなあと思いつつ、相変わらず日本市場は弱いなと感じます。
巷では、日本株で大損した人を「岸り人」と呼んでいるようですねw日本株をやらない私からしたら関係のない話ですが、とても皮肉が効いていて面白い造語だなと感じます。
さて、前置きはこのぐらいにして、私のポートフォリオで最大シェアを誇るPLUG(プラグ・パワー)ですが、とてつもない大暴落にまたしても見舞われていますw
昨年は70ドル近辺から18ドルまで3カ月かけて大暴落を経験しているわけですが、今回も46ドルから一時は17ドルまで株価は暴落中となります。
約-60%の大暴落となるわけですが、昨年の流れや不安定な相場環境から、更に売られる可能性はありますし、そろそろデッドクロスも発生しそうなチャートとなっていますので、株価はまだまだ厳しい局面が続くものと考えられます。
しかし、PLUGへ投資をしている私としては、現在の株価水準は売られ過ぎではないかと考えていまして、買い増し水準である10ドル台へ突入した事で、少額ではありますが徐々に買い増しを決行しています。
私には今の株価が割安かどうかは正直論理的に説明は出来ません。しかし、中長期では非常にポジティブなガイダンスを示しており、今後数年間で売上は6倍、利益面も黒字化すると見込まれています。
額面通り受け取るかどうかは別にして、PLUGというよりも水素エネルギーについての将来的な見通しについて私は根本的に強気であるのがあり、その中でメインプレイヤーになり得る企業がPLUGだからそこに投資をするという投資スタンスを貫いています。
最近ではロシアとウクライナ問題が持ち上がっていますが、その裏ではロシアと欧州によるエネルギー問題も見え隠れしているわけです。
再生可能エネルギーと呼ばれる次世代エネルギーについては、温暖化対策という側面ばかりが強調されていますが、エネルギー安全保障の観点からも脱炭素は避けられないというのが私の考えです。
現在の化石燃料を供給する側の国々は一部に隔たっており、それに依存する形となっている国が大多数となっています。
不幸なことに、供給側の国々は専制国家が多く、また領土的野心を隠さない国家もあるわけですが、その一つがロシアという国なわけです。
これらの国々は、時としてエネルギーを駆け引きとして使用するわけですが、供給を受ける側の国々では、そういった影響力を落としたいと考えるのは必然であり、代替えエネルギーを探す方向にいくでしょう。
そういった流れで、コスト面は考慮しなければ、水素エネルギーはどこでも生産出来る、保管移動が出来るいうメリットがあるわけですから、コスト面をいかに下げながら拡大していくのか?という大きな流れになり、今がその転換点にいると私は考えているわけです。
今回のウクライナ危機では、とりわけドイツの天然ガスをロシアが首根っこを握っているのが課題となっているわけですから、欧州とロシアの歴史的経緯を考えれば、ロシアの天然ガスに依存しないような流れを加速させるトリガーになり得るのではないか、とも考えています。
こういった事は何も他人ごとではなく、エネルギーを輸入に頼る日本や韓国なども例外ではなく、また以前に記事にしましたが、中東諸国も水素に対する巨額投資を進めている事から、脱化石燃料の流れは今後も止まる事はないでしょう。
上記の通り、今回PLUG株は-60%の大暴落に見舞われているわけですが、一時期のクリエネブームで乗っかってきたイナゴ勢が昨年に振り落とされ、また今回も悲観に包まれている中では、非常に投資妙味を感じざる得ません。
水素業界でPLUGが勝者に選ばれるかは現時点ではわかりませんが、その可能性は十分にあると考えていますので、こちらの銘柄については強気に継続して投資をしていきたいですし、なかなか来ない買場であるという認識で、10ドル台で株価が低迷するようであれば、少しずつ資金を投入していきたいと思います。
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