【PLUG】F1チームへ参戦!?ルノーとの関係は

めーめーおじさんです。

株価が暴落前(暴騰要因)に発表になった仏ルノーとの提携ですが、3月26日のPLUG(プラグパワー)のプレスリリースを見ている限りは順調に進捗しているようです。

『PLUG POWER AND ALPINE F1 TEAM CONNECT FOR UNIQUE COLLABORATION』

このプレスリリース内容を要約すると以下の通りです。

・アルピーヌF1チームのレース車両及びレースウェアにPLUGのロゴが表示される
・今回の取組はルノーグループとPLUGが準備している合併事業を補完するものとなる
・2021年1月に仏ルノーと市場シャア30%を目標とし、欧州において小型商用車用の水素パワートレインを共同開発することを覚書に署名した
・アルピーヌのロッシCEOは「環境への影響を最小限に抑える持続的な技術開発に取り組んでいる。水素燃料電池は価値あるイノベーションであり、プラグパワーはマーケットリーダーです。」

と大分内容ははしょりましたがこんな感じでしょうか。私はF1に関してはあまり興味もありませんし知識もありませんが、ウィキペディアで「アルピーヌF1」を調べてみると、もともと2020年までルノーのF1チームで、それが改称してアルピーヌという名称になったようですね。

あまりF1となると日本国内での人気は一部の人に偏っているような感じがします。これも調べてみると、F1の人気は欧州に偏っているようで、特に累計視聴者ランキングでは「ドイツ:1位、イタリア:3位、イギリス4位」となっているようですね。
※「F1、人気、欧州」でGoogle検索w

PLUGの戦略は北米においてグリーン水素のインフラ構築を進めるとともに、欧州・アジア向けの世界戦略を進めています。

アジアにおいては韓国SKグループとの提携と事業が進んでいますが、欧州においては主力のマテリアルハンドリングの他、上述した仏ルノーとの提携が柱となっています。

欧州は世界的に見てもエネルギー分野でゲームチェンジを狙っているような動きを見せていますが、クリーンエネルギーに対しては大規模な政策が進んでおり、水素も例外ではなくなっています。

そういった中でのF1チームとのコラボレーションとなると、PLUGにおけるブランド力(信用力)に対して一定の向上が図られるのではないかと期待するところです。

やはりF1というのは「世界最高峰レース」の1つであり、最近のF1のパワーユニットがハイブリットシステムになっている事を考えると、エコと技術力、そして純粋な速さを競う場になっている事を考えると、次世代エネルギーである水素への取組を主張する、ブランディングする場としては最高の場所ではないでしょうか。

株価は直近最高値から-54.9%と暴落していますが、まだ年初来では僅かにプラスリターンとなっており、他のハイテクグロース株と比べたら、昨年から投資を行っている投資家さんについてはダメージはほぼない状態ではないでしょうか。

そもそもバイデン政権誕生によりクリエネ関連銘柄への期待感が過熱し、投機的な資金が過度に入流したためにこういった株価チャートとなっているように感じています。

こういったテーマ株はストーリー、事業の進捗が上手くいっている限りは将来の成功を信じて投資を継続していくものと考えます。

ちなみにルノーと提携して発売予定の小型商用車は2021年後半に詳細が発表?発売?されるという情報も出てきていますので、目先の株価に捉われすぎずPLUGの事業内容の進捗に目を向けていくべき段階だと感じます。

ちなみに何度も言いますが、先日の決算修正のネガティブニュースを受けて投げ売りされている今の状況は絶好の買場を提供してくれていると感じています。

200日移動平均線までもう少しでタッチするところまできていますから、どこまで株価が下がるかは私には見当もつきませんが、どこかのタイミングでいつもの少額積立投資を行いたいと思います。

※仏ルノーと提携した際に書いた記事です。

【PLUG】欧州市場で小型商用車向け燃料電池を供給開始

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