【株高】リセッション前の打ち上げ花火
こんにちは。めーめーおじさんです。
昨日の米国株式市場は上げてきましたね。上昇した理由としては、米中閣僚級の通商交渉を10月にワシントンで開催する事が決まりました。これにより米中貿易摩擦が緩和するのではないかという市場の期待感から株式が買われました。
意外に米国経済は強い?ですね
今更ですがISM非製造業購買担当者景気指数が56.4と、予想54.0、前回53.7から上に振れました。こちらの指標は、370以上の企業の購買担当者へアンケートを行い、50を上回る数字となると景気拡大を表す指標となります。
また米エネルギー省エネルギー情報局が発表した原油在庫量ですが、-4.771Mと、予想-2.488Mを下回る結果となっています。
しかし、毎月第1金曜日に発表される米非農業部門雇用者数は130と、予想160、前回159から下げてきました。こちらの指標は労働省が発表する雇用統計の中心となる指標となります。
さて、私はこれら発表される統計に関して正直よくわからないというのが率直な感想です。一方では強い数字が出て、一方では弱い数字が出る。何を良いのかわからないという事です。
とりあえず基本に立ち返る
色々な統計が発表されるたびに、色々な方がそれらを丁寧に解説してくれます。良い数字が出れば「まだ株価は上がる」、弱い統計が出れば「リセッションが近い」という記事が都度出され、それぞれの判断で株式を売ったりしている記事も見かけますが、私のような弱小投資家はそれらの情報に一喜一憂しなくて良いのかなと思います。
今後の見方としては・・・、
・トランプ大統領は利下げをしたい(FRBのパウエル議長を中国の習近平国家主席と並ぶ敵と発言)
・米国は対中関係に関して、オバマ政権の時のような妥協をする可能性が小さい(トランプ大統領というより、米国議会の方がより対中関係には強硬)
・中国は受けるダメージがいくら大きくとも、共産党(メンツ)のために絶対に折れる事はない(全てにおいて共産党が優先は歴史が証明している)
・これらの事実から閣僚級の通商交渉が始まっても、根本的な解決に繋がる合意に達する可能性は限りなく低い
という基本に立ち返って今後を考えていった方が市場に振り回されずに済むかなと思います。先日は私の保有銘柄であるバリック・ゴールドが、利益確定売りもあったのかもしれませんが、対中の緊張緩和が要因と思われる売りにより暴落していました(7%以上の下落)。しかし依然、金価格が1500ドル以上とい高止まりをしていますので、まだ市場はある程度のリスクを織り込みながらの株価上昇という流れだと思います。
このままリセッションもなく景気拡大が続けば良いのですが、上記の3つが軸となった動きが今後も続くと思いますので、あまりその日その日の相場に捉われることなく、淡々と積立を行っていきます。
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