【GO】グロサリーアウトレット、Eコマース強化に向けた提携

めーめーおじさんです。

私が保有する個別銘柄の中で最も含み損が大きい銘柄GO(グロサリーアウトレット)ですが、同社にとっては今後の業績に影響が出てきそうなニュースが出てきました。

『Grocery Outlet Partners With Instacart to Launch Its First Ecommerce Offering』

いつもの通り一次情報へは上記リンクから飛んでください。内容については、instacart(インスタカート)というオンライン食品プラットフォームを構築し、北米を中心に提携した小売店などの商品をお客様へ当日配送を行う企業との提携だそうです。

いつも通りどんな会社かウィキペディアなどで調べてみましたが、Amazonの元従業員の方が立ち上げた会社だそうで、DoorDashやUberのような業態と同じだそうですね。

同社のホームページを見ていると、ウォルマートなどの大手企業とも提携しているようですね。

さて、GOについてはこの提携を通じて、68店舗がこのプラットフォームを通じて同社製品をお客様へお届けするようになります。

エリックCEOは、

「パンデミックにより人々の買い物方法が変わり、僅か半年でEコマースは10年分進化した」

というような事をコメントしています。これまでEコマースにはあまり力を入れていなかった同社ですが、前回の決算ではその方針を転換したような言い方をしていました。

大手と違い企業規模が違いますので、自社でEコマースに対応した仕組みをどう構築していくのか不安な部分がありましたが、専門業者のプラットフォームを活用するという内容で正直ほっとしています。

ハードディスカウントに分類される同社のビジネスモデルは薄利多売が原則だと思いますので、あくまでリアル店舗が柱とならざる得ません。

限られた資本をどこに投入していくかという部分において、いくら市場が急拡大しているとはいえ、Eコマースに力を入れすぎるとどっちつかずで厳しい状況になるような気がしてしょうがありませんでした。

今回のニュースリリースでは、その不安が払しょくされた形となりますので、個人的には良かったなあという感じです。

ちなみにGOの店舗数は400店舗を超えますから、その内の68店舗が該当店舗となると、どこまで業績に寄与してくるか、というところですね。

次の第3四半期決算では今回の売上寄与は入ってきませんが、第4四半期以降はどうなるのか?という部分についてのコメントはしっかりチェックしていきたいですね。

現在の市況は流通にとって必ずしも良い状況ではありませんし、かねてから年末までは厳しい状況が続くだろうと考えていますので、あまりこういったニュースには一喜一憂せずに、将来どのように業績に影響が出てくるのかを注意深く見守りたいと思います。

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