【ETF】究極の分散投資で今を時めく銘柄への投資

めーめーおじさんです。

1月下旬から米国企業の決算ラッシュとなっています。先日もアップルのサプライズな決算発表がありました。簡単におさらい・・・、

◇アップル四半期決算
売上高:918億1900万ドル(前年比+8.9%)※予想884億8000万ドル
純利益:222億3600万ドル(前年比+11.4%)
EPS:4.99ドル(前年比+19.4%)※予想4.54ドル

と、もともと期待値が高く、そういったのを織り込んだ状態でしたがこの結果とは物凄い会社ですね。私が使用しているアップル製品はIPod touchだけですが、やはり使用感はとても良いですね。

業績に大きく貢献したIPhone11ですが、20年3月にも廉価版が発売するという情報が出回っています。他社に出遅れている低価格帯の製品を品揃えする事で、益々業績を上げていく事が予想されます。

アップル株は買わなくても保有が出来る

さて、米国株へ投資をしている方々にとっては当たり前の事でも、世間一般ではそうじゃないケースが沢山あります。私自身も昨年から米国株への投資を始めたわけですが、知らない事だらけからのスタートでした。

最近も投資を始めようとしている後輩に質問されましたが・・・、

「株式投資=デイトレード」
「株式投資=個別株」

というイメージが付いているんですね。株自体は比較的ボラタリティが大きい投資対象ですから、どうしても「怖い・損をする」といったイメージが、特に投資を始めようとする初心者には先行してしまいます。実際に私自身もそうでした。

記憶に新しいのはアップルショックです。ちょうど1年前の決算で、売上不振から株価最高値から約35%も下落しました。その影響は多岐に渡り、電子部品メーカーなどの関連銘柄も売られ、ドル円も一時104円まで円高が進行しました。

ご存知の通り現在では株価・業績ともに絶好調となっています。最近では、この時の急落時に買い向かえた投資家が爆益を出しているというような報告を、ブログやツイッターで見る事が出来ます。

しかし、考えて欲しいのですが、期待された新製品が不発に終わり、更に中国をはじめとする新興国の経済失速のニュースが流れる中で株価が30%を超える下落をしており、ここで「どこまで落ちるか」わからない恐怖と戦いながら投資を出来る投資家はどのぐらいいるのでしょうか?

今だからそんな状況を忘れて、買い向かい成功を収めた投資家を眺めて「自分でも出来る」と勘違いしてしまう方がいないとも限りません。

少なくとも私はそこまでの胆力も相場を見る才能もなく、失敗出来るほどの資金を持っているわけでもありません。そして、金鉱株への投資を通じて今だからこそ理解出来ましたが、自分のリスク許容度はそこまで高くはありませんでした。

そんな理由で、今をときめくアップルへ投資をしないと決めているわけです。

しかし、そんな私にもアップルへ間接的に投資を行う手段があります。それが、ETFであり投資信託となります。

上図はバンガードのETF「VGT」の保有銘柄とその割合となります。これを見ると、アップルの構成比は18.5%もありますから、単純に100万円を投資したら18万円のアップル株を保有していることと同じになります。

私の場合はこれに加えてバンガートのETF「VTI」も保有しており、アップルの構成比は約3.8%あることから、計算上では私のポートフォリオの中に実質アップル株が約2%組み込まれている事となります。更に、積立NISAで楽天VTIも買付している事から、PFに占める割合はもう少し大きくなります。

確かに2019年のアップルのリターンは+80%と圧倒的なリターンを叩き出したわけですが、上記に挙げた状況でも手放さず保有出来る自信がないので、ETFという手段で間接的に投資を行い、その利益の一部を享受出来るようにしています。

ちなみに、あくまで私個人の考えですが、分散投資を図るならば上記のETF・投資信託を買う事で究極の分散投資が出来ます。

わざわざ個別銘柄で分散投資をしてPFを構成するよりもより安全で、確実で、一定のリターンが得られると考えています。

是非、これから投資を始めようとしている方こそ、こういった投資を考えてみて欲しいなと思います。

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