【インフラ法案②】水素関連銘柄PLUGへの影響

めーめーおじさんです。

前回記事ではテスラ社の創業者イーロン氏についてインフラ法案を絡めて記事にしてみましたが、今回は本当はこちらを書きたかったということで、保有銘柄PLUGへの影響を考えていきます。

Investments in Clean Energy and Combatting Climate Change

  • Clean Energy Tax Credits ($320 billion): Ten-year expanded tax credits for utility-scale and residential clean energy, transmission and storage, clean passenger and commercial vehicles, and clean energy manufacturing.
  • Resilience Investments ($105 billion): Investments and incentives to address extreme weather (wildfires, droughts, and hurricanes, including in forestry, wetlands, and agriculture), legacy pollution in communities, and a Civilian Climate Corps.
  • Investments and Incentives for Clean Energy Technology, Manufacturing, and Supply Chains ($110 billion): Targeted incentives to spur new domestic supply chains and technologies, like solar, batteries, and advanced materials, while boosting the competitiveness of existing industries, like steel, cement, and aluminum.
  • Clean Energy procurement ($20 billion): Provide incentives for government to be purchaser of next gen technologies, including long-duration storage, small modular reactors, and clean construction materials.

上記はホワイトハウスから出ている情報でクリーンエネルギーに関する内容を抜粋した内容となります。

見ているとEV関連銘柄に強い内容になっているのかなとも思いますが、その中でも私が注目しているのは、クリーンエネルギー生産に対する10年間の税額控除と書いていますが、太陽光や風力発電事業者に対する長期間にわたる税制優遇を打ち出している点です。

米国政府が長期間にわたりこれらの業界へ経済的な支援を行っていくわけですから、今後期待したいのは発電事業者の経営環境改善による発電コストの低減となります。

ご存知の通り、グリーン水素を生産するには太陽光、風力、水力などの自然エネルギーを活用して得られた電力で水を水素に分解して生産されます。

当然、発電コストが下がるという事は、生産されるグリーン水素の生産コストにも多大な影響を及ぼしますから、現在水素の普及に向けた最大の課題となっているコストという面ではポジティブな方向で進んでいくいく事が期待されます。

本ブログでは繰り返し同じことを主張していますが、本格的に水素社会が実現していくためには、水素の生産コストを化石燃料並みまで下げ、経済的な優位性を確立しなければこれ以上の発展はないと考えています。

どれだけ脱炭素といったところで、綺麗ごとだけではご飯は食べられないわけですから、それは当然の話とも言えます。

しかしながら、EV産業に対する今回の法案は手厚い様にも見えますので、短期・中期ではEV関連関連業界の方がより強い追い風が吹きそうな感じもします。

ただし、本当の意味で環境の事を考えるならば、次世代エネルギーは水素が私は本命だと考えていますし、長期的にはEVとは上手くすみ分けながら巨大な市場を創出していくだろうと考えていますので、その過程で大きく育ってくれそうなPLUGへ集中投資を行っています。

激しい乗り物酔いをしそうなぐらいボラタリティが激しいですが、既に私のポートフォリオの約40%はPLUG株で占められていますから、将来の水素社会に向けたバイアス掛かりまくりの記事を今後も量産していくつもりですwww

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