【20年1Q決算】VISA最強に相応しい内容

めーめーおじさんです。

1月度は決算ラッシュでしたが、私が保有する銘柄では今回VISA(ビザ)の2020年度第1四半期決算が最後となります。ビザは米国株最強名高い銘柄となりますが、その名に恥じない決算内容となっています。

※ビザ決算資料から抜粋

・収益60億5000万ドルとアナリスト予想を下回るも前年+10%増
・EPS1.46ドルと予想に一致。前年+12%増
・主要事業全てで前年超え
Service revenues:+9%増
Data processing revenues:+16%増
International transaction revenues:+9%増
Other revenues:+22%増

売上はアナリスト予想を下回りましたが、対前年で+10%伸長している事を考えると凄いとしか言いようがありません。たしかに、予想を下回る決算はクソ決算という声もあるのでしょうが、他の数字を見る限り売る要素が今のところ全く見当たりません。

また、営業CFも38億7500万ドルという事ですから、営業利益率は驚異の64%となっています。もうね…、何なんだこの会社はって感じです。

決算資料を見てて1つ気になった部分が上図の赤枠部分です。クライアントインセンティブが対前年で+20%の伸びを示しています。これは売上の伸びよりを上回る伸びを示している事から、他社との競合が激化しているのか、またはカード決済を促進するための手段として資金を投じているのか何なのかまでは分かりませんが、少し気になるところですね。

しかし、様々な媒体の情報を見ている限り、これでもまだ少ないという論調も見えますし、何より圧倒的なキャッシュを生み出していますので問題はないかなと思っています。また、市場シェアを確固たるものとしていくにはしょうがない面もあるのかもしれません。

文句なしのホールド継続です

今回の決算を受けて一時株価は下げています。新型コロナウイルスの件もありますし、市場全体が下落している中で2度と訪れないのかと思っていた200ドルを割ってきています。

今回の下落局面は間違いなく押し目ですね。短期的にまだ下げる可能性はありますが、結局はその会社が儲けているかどうかが重要であって、決算内容に問題がなければいずれ株価は戻してくるものと考えます。

ここまで躊躇なく買い向かえる個別株は早々ありません。引き続きポートフォリオのバランスを見ながら買い増しを継続していきたいと感じました。

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