【金融庁】2021年新金融サービス開始?
めーめーおじさんです。
12月10日に金融庁が「決済法制及び金融サービス仲介法制に関するワーキング・グループ」を開き、金融商品をネット上で比較・選択出来るようにする報告書の素案を示したようです。
金融版カカクコム?
有名な比較サイトでは価格comがありますが、これの金融版をつくろうという動きを金融庁がしているようです。
具体的には、銀行・保健・証券の3つの分野の金融商品を横断的に比較、ワンストップでウェブ上でスムーズに購入出来る様な金融仲介サービスとなるようです。
実際には価格comでも様々な金融商品を比較は出来るのですが、これが比較サイトで全て完結するような仕組みという事でしょうかね。
ネット上での個人向け資産運用サービスを利用したいとしている人は26.3%もいるのに実際の利用率は3.6%と、アメリカ(27.8%)イギリス(12.8%)と比較しても低い水準に留まっています。
そんな中、生命保険協会委員からは「保険商品の選択に当たっては、保障内容や保険料が大事。手数料を開示することで、手数料が安い商品がいい商品であるという誤解を招き、適切な商品選びのさまたげになるかもしれない」という声がでたそうです。
既存の会社は淘汰され投資家目線のサービス拡大を望む
18年度時点で証券会社との取引方法は「営業マンとの電話、対面」での販売が52.8%もあり、生命保険は53.7%が同様な結果となっています。
最近の報道でも対面販売を行っていた投資家は、恵まれた投資環境にあるにも関わらず多くの人が損をしていたというのが流れましたね。
結局は対面販売を主力にするような会社は手数料収入で稼いでいるという事であり、投資家自身の運用実績は悪くなる傾向にあります。
本ブログのような弱小ブログにまで目を通される方々は、こういった状況とは無縁とは思いますが、世の中ではまだまだ対面販売が主流であり、ネット証券を使用する投資家はまだまあ少数派であり、更に米国株へ投資するとなると更に全体から見ると少ないのでしょう。
2021年夏に上述したような新金融サービスが始まる可能性があるという事ですので、本当に投資家のためになる金融サービスが広がり、投資の裾野が広がる事に期待したいですね。
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