【貸株】SBI証券(Kastock)グロース無配株への活用
めーめーおじさんです。
各証券会社では貸株サービスを投資家へ提供しています。中でもネット証券大手のSBI証券については唯一、米国株の貸株サービス「Kastock(カストック)」を行っています。
そして、今回初めて保有銘柄を貸株してみました。
ぶっちゃけ米国株の貸株はデメリットだらけ
貸株サービス自体のメリットは、貸株を行う事で対象銘柄に定められた貸出金利を受け取れる事が挙げられます。
しかし、貸株にはデメリットも存在し、特に米国株に関してはデメリットだらけでやる意味が見いだせないというのが正直なところです。
【貸株のデメリット】
・借入者(SBI証券)が倒産した場合は貸株が保護されない
・貸株から配当金は受けられるが、事情により「配当金相当額」として受け取る場合がある。「配当金相当額」は雑所得となる。
・「配当金相当額」は外国税控除の対象外となる
・貸出金利が安く上記デメリットをカバー出来るほど高くない
といったところがあるでしょうか。日本株の貸出金利に関しては最低でも0.1%であるのに対して、米国株の最低金利は0.01%と低いですね。100万円の株があってもたった1000円です。
これではデメリットの方が大きい気がします。
無配グロース株貸出で配当金を受け取る
米国株でみんなが欲しがるような銘柄はほとんど金利0.01%に固定されており、あまりカストックに旨味がないのですが、いつものように貸株設定を「しない」にしようと思ったところ、保有銘柄のPLUGが金利1%となっているではないですか。
貸出金利1%ということは、それはそれでリスクが高い銘柄ということを示唆しています。何故なら貸し出された株は空売りに使われるため、株価に下落圧力が高いという事だからです。
しかし、それを承知でPLUG株を買い付けたわけですから、1%という金利に惹かれて初めて貸株をしてみる事としました。
恐らく同株は今後数年間は無配でしょうし、配当が貰えるようになるかもわかりません。むしろ1%もあれば同じく保有銘柄のビザ株より利回りが高いじゃないですか。と思ったのですが・・・、
金利は毎日更新されるのでふと確認したところ、1%→0.05%に下がっているではないですか・・・。これに関しては、先日発表になった大型受注案件を受けての金利低下だと思われます。
金利が低下したということは、今後は株価が上昇していく可能性が高い事を示唆しているため、それはそれで嬉しい事ではありますが、なかなか両とりといかないところは難しいところですね。
ただし、どうせ無配株でありますし、保有数(金額)も大したことありませんので、上記で挙げたリスクの許容度を超えない限りは貸株を継続し、少しでもお金を貰えるようにします。
今のままだと年間50円の金利しか貰えないですけどね(笑)。それでも100円以上貰えたら投資信託買えますから、馬鹿にせず貰えるものは貰っておきます。
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