モノタロウ(3064)12月決算:良決算ですね~(‘ω’)
めーめーおじさんです。
しつこいぐらい繰り返していますが、米国株一辺倒だったポートフォリオも、現在は約20%が日本株を占める様になりました。というのも、試しに購入して読破した会社四季報には、米国企業に負けず劣らずの超優良企業がゴロゴロとしている事がわかったからです。
折角投資を行うならば、米国に限らず国を跨いで優良企業に投資をした方がいいだろうと思うに至ったからなのですが、その内の優良企業で目を付けていたモノタロウ(3064)へ投資を今年に入ってから実行しました。
色々と調べていたのですが、同社のニッチな分野での圧倒的なビジネスモデルと好財務、そして何より私が大事にしている市場とその企業の成長性について申し分ないと感じたからですが、今回は投資を行ってから初の決算発表となりました。
冒頭から結論を言ってしまいますが、良決算だったのではないかと思いますし、どこかのタイミングで必ず買い増したい、そう思える内容だったと思います。
【2022年12月決算】
売上高:2166億(前比+18.2%)
当期純利益:190億(前比+8.8%)
この数字を長期に渡って出し続ける事が出来るってのは単純に凄いですね。企業とは複利で成長し続けると言いますが、高い売上、利益の成長を継続していれば金額は雪だるま式に増えていくわけですから、ただただ長期に渡って握り続ければ報われる可能性が高いと言える、そんな貴重な企業だと言えると思います。
どうもSNS含め、日本人投資家は長期投資を謳っても実際は短・中期のスイングトレードを行う方が多いように感じますが、ただ保有しているだけで企業価値が勝手に高まってくれるわけですから、本業が忙しく投資に時間がとれないサラリーマン投資家こそ本銘柄を保有するべきと感じます。
さて、話を戻しますが、モノタロウのようなビジネスは個人的には肝になる部分は何よりも物流だと思っていますので、この間も物流関連の投資を継続して行っているようですし、その費用もしっかりこなすことが出来ていますから良い感じです。
また、登録口座の増加も継続していますし、大企業向けの売上伸長も続いているようです。海外事業は売上に占める割合は小さく、インドネシア、インドに至っては赤字になっていますが、国内事業が好調なうちに、将来的な部分では期待したいところです。
少し話が逸れますが、私の先輩が上記の国に駐在していますが、日本国内との商習慣の違いに随分苦しんでいるみたいですね。この辺をどう克服してくるのか?他人事でもありませんし是非本業にも参考にしていきたいところです。
販売管理費も適切にコントロールされていますし、株主還元もしっかりしていますね。配当金も2022年は1株13.5円、2023年は16円を計画しているとの事です。増配率で18.5%です。米国株優良企業も真っ青の増配率です。
配当性向も35%前後でコントロールされており、増配余力が十分ですがそれ以上に稼ぐ力が凄いってことですね。
個人的には株価が上昇してくれれば配当には全く拘りませんが、日本人投資家で結構な割合を占めるであろう高配当投資家さんなんかは、将来の高配当銘柄化を狙って長期保有するべきだと思うのですがどうでしょうか。
いつも思うんですよね。今は大したことなくとも、10年20年と保有していれば、いずれ高配当銘柄になる企業の株式を保有すればいいのにと。
さて、ここまでざっと書いてきましたが、小さくさらっと人件費も社員の賃上げ約7%上げたよと書いていました。今後は永続的に企業が存続するには継続的な、更に言うと物価上昇に負けない人件費増に耐えられる企業が残っていくと考えています。
ユニクロやらイオンなどの大企業で一般人受けするようなところばかり注目を浴びていますが、物凄い優良企業じゃないですか。
モノタロウという会社自体が華々しい企業ではないですし、良決算も必ずしも突出した業績ではありません。しかし、こういった地味で堅実で好財務、高成長企業は稀に見る超優良企業でしょう。
これまでなんでこういった企業に投資してこなかったんだと後悔するレベルです。それを米国だ~、これからは新興国だ~、なんて言っていないで、足元に目を向けてこういった企業に投資する重要性に気づきました。
まあ私は確かに小型株やミーム株が好きではあるんですがねwこれ以上この辺の保有割合は上げるつもりはありませんので、米国優良企業とともに、モノタロウへの投資は優先的に行っていくつもりです。
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