【日本M&Aセンター】日本株でも爆損かあ( ゚Д゚)w

めーめーおじさんです。

2023年に入りこれまでの投資方針を若干方向転換し、ほぼ100%米国株に振り向けていた投資資金を日本株にも振り向ける様にしました。

その中で、M&A業界に注目し、業界内で圧倒的なガリバー企業である日本M&Aセンターへ投資を決めました。同社に関しては過去に不適切会計問題を起こしたことにより、決算発表の数字を訂正するような事態を起こしています。

売上、利益ともに急激に伸長させてきたわけですが、株価についても一時は3700円を超えるところまでいきました。それが上記のような問題を起こしたことで一辺し業績に陰りが見えるととも株価も1200円まで下落することとなります。下落率は-60%を超える水準となるわけですから、投資家にとっては非常に厳しい状況であると言えます。

こんな状況ですから、普通なら投資をするのも躊躇われるような感じもしますが、私としては今後のM&A市場の拡大や、労働集約型とはいえ業界自体が高収益体質な事、また新興企業による参入障壁の低さを業界No.1としての強みを生かした営業力と情報力でカバーしていけるのはここしかないだろう考えました。

また財務基盤も盤石であり、不適切会計問題を受けての業績不振についても、そろそろ底に近づいているのではないか?と思い投資を行うこととしました。

さて、こんな思いを胸に秘め投資を行ってきたわけですが、仕事の休憩中にちょこっと株アプリを覗いてみたら爆下げしているじゃないですか(´・ω・`)

https://twitter.com/me_me_ozisan/status/1619928030490787840

そしたら前日比-22%という文字がwww初のストップ安を喰らいました~(´;ω;`)

どうも気づいていませんでしたが、1月27日の第3四半期決算の数字が非常に宜しく無かったんですね。ちなみに簡単に数字をまとめておきますが、

売上(1Q-3Q累計):299億(前比87.2%)
経常利益(1Q-3Q累計):110億(前比70.6%)

という結果でした。この実績については同社資料によると「大型案件の減少」「小規模案件の増加」「売上減少による利益率の低下」の3つを挙げています。

要するに、不祥事による影響による営業制限による単価下落によるところが大きいのでしょうね。また、通期ガイダンスに対する進捗率が61%と、残り第4四半期を残すところでこれですから、今回2022年4月28日に出した通期ガイダンスを修正しなかったところで、業績下振れを強烈に織り込みに掛かって本日のストップ安なのかなと思っています。

ちなみに、今期の通期ガイダンスは、

売上:420億
経常利益:180億

となっていますから、残り四半期で経常利益+70億を達成させなければいけません。1Q-3Q累計実績を見ていると、経常利益率は36%ですから単純計算で売上を+194億させなければいけません。

過去の業績を時系列で捉えると、4Qが最も売上が低くなる傾向値となっており、ざくっと過去2年間見ると60億ぐらいの売上しか見込めないとなると、かなり現実離れした数字ではないかと思うんですが、この辺も実態がどうなっているのか?という感じですね。

決算資料では経常利益の期間按分目標値が87.7%という進捗率で出ていましたが、やはり繰り返しますが過去の実績を見ていると4Qでの巻き返しは相当な困難が見込まれます。正直言って無理でしょう。

但し、豊富な商談ストックがあるとも記載がありますので、どの程度かはわかりかねますが、投資している身としては一発逆転満塁ホームランを期待したいところですw

ここまでは結果的にかなりネガティブな内容を書いてきましたが、結局は同社株をどうしようか?という部分については、現時点では保留という形をとりたいと思います。

まず、現在はストップ安で株価がどこまで落ちるかわかりませんが、依然として高い利益率を誇りますし、財務基盤は盤石、業界2位以下を突き放している現状では、まだ様子をみても良いと感じています。

直近安値の1200円が1つの目安かなと思っていますが、ここを抜けるとどこまで落ちてしまうのかという気もしますが、繰り返しますが高収益且つ健全な財務基盤を持ちますので、一定の水準まで売り込まれたらどこかで反発されると思うんですよね。

その時に売るかどうか?という部分を考えておきたいと思います。まあ多分売らないでしょうね。

上述しましたが、業界自体労働集約型の最たるところだと思います。様々な不祥事で人材の流出やモチベーションの低下も起こったと思います。

しかしながら、こういった業界って何となく想像ですが、結局は高い報酬制度に伴う営業マン個々人の力によるところが大きいと思いますし、そこをどれだけ会社が様々な角度でバックアップできるかにかかっていると思うんですよ。

そういった意味では新興のM&A総合研究所なんかは進んでいるなあとも思いますし、実際に1人当たりの受注金額も群を抜いているわけですが、逆にストップ高になっているじゃないですか~( ゚Д゚)w

いや正直羨ましいですよwww

業績真逆じゃないですか~www

まあ、まだ売り急ぐタイミングではないですが、将来性に疑問を持つ投資家さんは早めに切るのが正解かもしれませんね。とりあえず私はもう少し様子見をしつつ、業績が来期以降にどう動くかで判断していきたいと思います。

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