【PLUG】2つのニュースと株価上昇に向けた助走期間
めーめーおじさんです。
燃料電池大手であるPLUG(プラグパワー)についてですが、年末から年初に至る凄まじい株価上昇から一転、株価はヨコヨコを継続しています。
何度でも言いますが、私はテクニカル分析は全くわからないずぶの素人なわけですが、ここ最近のヨコヨコ相場で出来高が減少してきているのを見ていると、ちょっとしたきっかけで上にドンと上げてきそうな雰囲気を感じています。
そのような中で、PLUGから2つのニュースリリース(正確には1つはブログ)が出てきました。その内の1つが、
『PLUG POWER’S $2B+ CAPITAL RAISE MARKS THE LARGEST BOUGHT DEAL IN THE CLEANTECH SECTOR』
先日実施した公募が無事完了したという内容です(リンクは上に貼っています)。これにより約20億ドルの現金を手に入れたわけですが、あわせて2021年の重点項目は以下であるとも書いています。
- Accelerate expansion in green hydrogen generation business
- Successfully launch JVs with Renault and SK Group establishing a global footprint
- Continue to expand via partnerships, joint ventures and acquisitions in the hydrogen ecosystem
- Expand customer relationships across all businesses to achieve $750M in gross billings in 2022
1つ目は、「グリーン水素製造ビジネスの拡大を加速させる」と書いています。以前から本ブログでも取り上げていますが、PLUGについては北米に5つのグリーン水素生産プラントを建設中となっています。
また、グリーン水素生産に欠かせない再生可能エネルギー事業者との戦略的パートナーシップを結んでいます。
※以前の記事はこちら
【PLUG】プラグパワー資金調達成功によりグリーン水素生産能力を向上へ
今後はこのような動きがどんどん加速していくのでしょうか。結局水素もEVと同じで、完全に環境に優しいと言えるものではありません。
しかし、グリーン水素については、本当の意味で地球環境に優しいエネルギーとして個人的に期待しているわけです。これから世界的な流れで、水素については大きな投資テーマとなってくるのは間違いありません。
しかし、数ある企業から投資をするところを判断していかなければいけないわけですが、グリーン水素を「安価に、大量に、全米に供給出来る」企業が生き残る事は間違いないと考えています。要するに類似企業との差別化ですね。
そういった意味ではPLUGは競合他社と違い非常に魅力的に感じるわけです。
2つ目については、「ルノー・SKグループとJV(ジョイントベンチャー:共同企業体)を立ち上げ、グローバル拠点を確立した」とあります。もともとPLUGについては欧州市場(マテリアルハンドリング)において展開をしていましたが、今後は欧州における市場拡大と韓国を中心としたアジア地域への事業展開が待っています。
欧州については環境問題に熱心に取り組んでおり、そういった分野へ巨額の投資を惜しみません。また、成長著しいアジアへの展開も視野に入れる等、成長ストーリーはしっかりしていると感じます。
あとは筋書通りに事業が進むかどうかというところですね。
3つ目については、「水素エコシステムをパートナーシップ、合併事業、買収を通じて拡大を続けていく」とあります。もうこの辺はこれだけの巨額資金を手に入れたのですから、更なる成長に向けて積極的に投資を続けていってもらいたいと思います。
特に昨年からの流れを見ていると、PLUGの事業にとって必要な企業買収やらなんやらを進めてきました。これにより垂直統合型ビジネスモデルが完成したわけですが、何よりその都度株価が爆謄してきたという歴史でもあるわけです(笑)。私はそこが非常にきになるところであるわけです。
当然、企業の事業にとって欠かせない買収などは進めていって欲しいですが、上記のような理由でとても期待していますw
4つ目については、ガイダンス達成に向けて頑張ると書いていますね(雑)。
とにかく、あれだけの公募をしておきながら底堅い株価になっているところを見ると、ちょっとしたきっかけで株価が浮上してきそうな気がしていますが、実際にもそうなって欲しいえdすね。
ホームデポとの取引拡大
もう1つのニュースとしては、世界最大のホームセンターであるホームデポの新しく建てられたセンターへ、PLUGのフォークリフトが納品されるという内容です。以下参考にして下さい。
PLUGのフォークリフトに関しては、既に北米市場における一定の地位にあるのではないかと思っています。アマゾン、ウォルマートといった世界的企業も導入を進めているわけですが、既存顧客であるホームデポでも更に拡大されるというのは、それなりに評価されていると見て良いでしょう。
ホームページにある顧客例ですが、そうそうたる面子ですね。今後はコストの低減によって新規導入の敷居が低くなるに従い、もっと採用したいと言ってくる企業がもっとでてくる気がします。
世界的な潮流として、Eコマースの拡大とそれに伴う物流施設の増設は待ったなしです。今後の市場拡大が見込まれるという事ですから、既に一定の運用実績とノウハウを持っているPLUGは強いと感じます。
但し、今でさえ赤字という状況ですから、このメイン事業をよっぽど頑張らないと業績は厳しい気もします・・・。どの辺が損益分岐点なんでしょうかね。
よくわかりませんので、ここは信じるしかないですねw
このニュースが流れてから、株価は70ドルを突き抜けて大きく伸びるかと思ったら思いのほかダメだったのも微妙でしたね。
株価が爆上げしてくれたら気分よく会社に出社していけるんですけど、世の中そう甘くはありません。私のポートフォリオの半分を占めるPLUGが-4%も下がったら、他の銘柄が爆謄したところで全く太刀打ちできないのです。
さて、今夜(2/12、AM2時)もPLUGは相変わらずヨコヨコのようですが、結局年初来から上がりすぎているのでこんなものでしょう。
むしろ頑張っていると言えるかもしれません。また3時間後に起床しますが、その時にはどうなっていることやら。楽しみして眠りにつきたいと思います。
ディスカッション
コメント一覧
昨年11月早々、plugの記事の御説明に感じ入り、同月6日に買わせて頂きました。誠に感謝です。
激務のようですが御体御自愛のほどを。
コメントありがとうございます。
弊ブログを参考にして頂いたとの事。これほど嬉しいコメントはありません。
昨年11月ということは年末年始の爆益を手にする事が出来たのではないでしょうか。
今後も内容は相変わらず薄い(;’∀’)のですが見に来ていただけると嬉しいです。