【PLUG】プラグパワー爆上げ理由→ウォルマートとの取組強化
めーめーおじさんです。
私の主力保有銘柄であるプラグパワー（PLUG）ですが、株主としてやはり動向が気になりますのでツイッターについてもフォローしているわけです。
そうしたらこんなツイートが流れていました。
このニュースリリースを受けてプレマーケットでみるみるうちに株価が上昇していき、結果的には前日比+10％という急騰となりました。
ちなみにそのニュース内容というのが、
『PLUG POWER EXPANDS HYDROGEN AND FUEL CELL SOLUTIONS INTO WALMART ECOMMERCE APPLICATIONS』
上記のリンク先が一時情報となります。色々と書いていますが、ポイントとなる３つの文章が以下の通りですね。
・Plug Power supports more than 9,500 GenDrive fuel cell-powered vehicles used by Walmart at 37 distribution centers across North America.
・Plug Power began expansion of hydrogen and fuel cell solutions into Walmart’s eCommerce network, with the first deployments in August of 2020 and additional expansion planned in 2021.
・Flexibility, scalability, and the benefits of fast fueling make GenKey hydrogen and fuel cell solutions uniquely suited to the rapid growth and peak demands of eCommerce applications.
特に重要そうなのを色掛けしておきましたが、「ウォルマートのeコマースネットワークへ拡大しており、2020年8月から展開が始まり、追加拡大は2021年に計画されている」ということを、ニュースリリースで伝えています。
振り返れば、2020年8月には英国の大手スーパーであるアスダに対して、PLUGの製品を導入したというニュースがありました。
※その時の事を記事にまとめています。
【PLUG】プラグ・パワー株価上昇の理由～英国で事業拡大～
残念ながらこの後、10月2日に子会社であったアズダの株式をウォルマートは大半を手放すこととなるわけですが、PLUGにとっては欧州市場への大きな足掛かりが出来た出来事となりました。
上記記事にも書きましたが、ウォルマートなどで積み上げた実績がアズダに同社製品を導入するきっかけになったのかなと私は考えているわけです。
今回の急騰する要因となったニュースリリースにも同様の事が書かれていますね。要約すると「パンデミックで拡大する需要にPLUG製品は稼働率99％で応えた」とあります。
こういった実績が、今もそしてこれからも拡大するeコマース市場へ力を入れていこうとしているウォルマートの思惑と合致したものと考えられます。
今後も拡大する市場でPLUGは大きな飛躍をする可能性があるのか
いつもなら50日移動平均線まで落ちてくるのですが、全く落ちてくる気配がないですね。私はテクニカルは全くわかりませんが、何となく雰囲気的に何かのきっかけで30ドルを突破してくるのではないかと考えています。
ちなみに、今回のニュースリリースについては、現在世界的に注目されている「脱炭素、ESG」というキーワードとは少し違った見方が必要かと考えています。
そもそも倉庫内のマテリアルハンドリングについては、高コストという部分以外は（水素）燃料電池に優位性がある業界です。密閉された倉庫内において排気ガスを出さない、またEVと違い充電時間などを含む稼働効率の面からも、トータルコストで考えた時にメリットを世界No.1企業が認めているおいう事実です。
これは、競合他社にはない強みであり、製品スペックやコスト面といった部分以上に、その製品・システムに対する信頼性が高い事が立証されている事が重要ではないかと考えます。
PLUGは今後商用車やデータセンター向けのバックアップ電源など、事業を拡大していくと考えられます。しかし、マテリアルハンドリングについては、市場の追い風とウォルマート、アマゾンを始めとした大手企業と取引があり、今後も市場が拡大見込まれる事から、エコとかそういった部分を通り越し、しっかり自社製品の優位性をもって戦えているといえ、こういった強さが今後に更に成長期待に私は繋がっています。
まだPLUGについては赤字企業という最も気を付けていかなければいけない部分はありますが、競合他社と比べるとこういった部分からPLUGを選択しようと考えさせられます。
まだどこかで大きな調整はくるのでしょうが、大型株とは違ったハイボラをいかした短期売買で利益をとるよりも、しっかり株数を積み上げ長期で保有すべき銘柄だと個人的には考えています。
