【MO】連邦取引委員会がJuul Labsへの投資について調査継続報道

めーめーおじさんです。

今回はアルトリア関連の報道に関しての記事ですが、たばこ株ホルダーの方にとっては常識の範囲かもしれない事を最初にお断りしておきます。また、英語力不足のため内容が正しくないかもしれません…。そこを承知した上で読み進めて頂けると助かります。

報道内容について

アルトリアはジュールの買収に関する独占禁止法違反について引き続き調査されているとウォールストリートジャーナルが報道しているとの事です(元記事はこちら)。

簡単にまとめると・・・、

・FTC(連邦取引委員会)はジュールへの投資について調査を続けており、10月に最初の調査を受けた
・2018年12月にアルトリアはジュールの株式35%を取得し、ジュールのクーポンをタバコパックに入れ、ジュールのプロモーションをメーリングリストでたばこ喫煙者に送信し、棚のスペースも提供すると同意した
・アルトリアは電子たばこ製品の小売用の棚を追加購入することを検討している
・FTCは独占禁止の懸念を抑えるため、また完全にブロックするため、取引内容の変更を要求することが出来る
・それとは別に、たばこを購入する最低年齢引き上げの懸念から、CFRAのアナリストは目標株価を44ドルへ引き下げた
・中学生12.5%、高校生31.2%が、2019年に何らかのたばこ製品を使用している
・10代をターゲットにした広告をうった疑惑の調査もあり、利益を出すためにアルトリアはより厳しいコスト削減を迫られる可能性がある

と、こんなところでしょうか。

改めてたばこ株のリスクを確認

最近株価が上昇傾向にありましたので意識するのを忘れていましたが、たばこ株特有のリスクを再確認です。報道後の株価を見てもほとんど影響ないので、特段問題ないとは思いますが。

ここで当たり前だろと言われそうなところでは、たばこ産業の規制当局って複数あるんですね。

・PHS(公衆衛生局)
→調査研究、啓発普及により公衆衛生総監報告書の刊行の実施

・FTC(連邦取引委員会)
→反トラスト法と消費者保護の観点から、広告規制、警告表示、有害成分の測定・表示の実施

・FDA(食品医薬品局)
→様々な製品の安全性・有効性を確保する機関

Juul関連の肺疾患でよく目にする規制当局はFDAですね。しかし、改めて調べてみると影響力を行使出来る関連当局はこれだけあるんですね。

もうたばこ産業はしょうがないですね。諦めるしかありません。こういったところから高配当株であったとしても、これだけのリスクを抱えているわけで配当も高くないと投資妙味がないですよね。

個人的な考えで、たばこ株は上級者向け銘柄と考える理由の1つです。斜陽産業でリスクが高いとなったら、ある意味ハイテク集中投資よりもリスク高いような気がしないでもないですが、この辺は個々人の投資方針により取捨選択すればいいわけですから、どうでもいいっちゃどうでもいいですけどね。

因みに私は高配当銘柄による配当再投資戦略をとってみたく、毎月のお小遣いからコツコツ買い進めており、12株(約610ドル)の保有があります。やはり配当利回りだけ見ると物凄く魅力的に映るんですよね…。
※メインにはなり得ないので、資産が毀損しても良い「あくまでお小遣いの範囲」で投資しています。

今後もこういったリスクと上手く付き合いながらコツコツ積立てていきたいと思います。

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