【休日】株価の変動に全くついていけない→それでも全く困りませんが
めーめーおじさんです。
本日（木曜）ですが、流石に2週間も休まず働いてきたため、朝一（7時～）の打ち合わせに出席してメールを処理して帰宅しましたｗ
もうくたくたですよ。なんだか最近の米国株式市場は上げ下げ激しいですね。本業が忙しすぎて起床後に株価チェックするぐらいで、何故そんな動きになっているのか全く分かりませんでした。
まあニュースぐらいは見てから出かけるので、スーパーチューズデーやら金利が下がっただのは把握はしていたものの、だから何？っという感じで日々を過ごしていました。
やはりサラリーマンには日々の株価を追いかけるようなトレードは無理ですね。ようやく先ほど色々とニュースを整理して市場の動きと繋がりました。
景気は気持ちの「気」
投資素人ながら最近の相場を見ていると、どうも心理的な部分で市場は上下しているような気がしてなりません。
やはり景気は人の「気持ち」が大きく影響してくるのも事実ですから、現在の不安定な状況ではしょうがない面もあるのかなと思います。
しかし、直近で発表になっている米国の経済指標を見る限りは、意外に経済状況は悪くないのかなという印象を持ちます。
特に私が毎月注目する指標は雇用統計なのですが、先行して発表されるADP非農業部門雇用者数は予想を上回る結果となりました。また、ISM非製造業購買担当者景気指数も3カ月連続で予想の上をいきました。
世界的に新型コロナで騒いでいますが、思っている以上に米国経済は堅調なのではないでしょうか。6日には雇用統計も発表されますので要注目ですね。何故なら米国GDPの7割を個人消費が占めるわけですから、景況感よりも実際に労働者がどういう状況にあるのかはっきりする指標なわけですから、正直細かく分析する時間がとれない方はこれだけチェックしとけば良いんじゃないかとさえ思っています。
さて、ここまで書いてきたタイミングで米国株式市場が開いたわけですが爆下げですねｗｗｗもうね、私はついていけませんよｗ
保有銘柄のPLUGも本日決算発表でしたが、アナリスト予想を下回る数値だったようでそれ以上に絶賛爆下げ中ですｗｗｗ
PLUGの決算資料は明日読み込むとして、こうも毎日株価が激しく揺れると新型コロナウイルスを餌にした機関投資家の心理戦並びに個人投資家（デイトレーダー）の草刈り場のように感じますね。
こういった局面こそ何も感情をいれずに淡々と買い増し出来る投資家が市場平均をアウトパフォームしていくのでしょうね。
翻って私の周囲の景況感は・・・
様々な取引先と今回のコロナに関する影響の情報交換を行うのですが、個人的な印象は日本経済は本当に厳しい状況にあるんだなと感じます。
私が住む北海道は先週末に緊急事態宣言を受けて外出自粛ムードが半端ないです。特に飲食業の方々が厳しい状況に置かれているような気がします（あくまで主観ですが）。
先日も大切な取引先とこんな時期ですが会食の席を設けました。いつも使わせてもらう料亭なのですが、女将さんと話していたら、3月びっしり埋まっていた予約がほぼ全てキャンセルになった、仕入れた食材や従業員への給料の事を大変心配していました。
私とその取引先は「新型コロナなんてただの風邪の一種。風邪なんて食って寝て治すもんだろ」というある意味おバカな思考を持っているので、せっかくの機会という事で会社のお金でこれでもかと食って飲んでやりましたが、世間一般はそうでもないようです。
こういった自粛ムードが続くようだと、真っ先に影響が出る飲食・観光業から波及していって、ただでさえ消費増税で冷え込んでいる個人消費が更に冷え込んで経済が回らなくなりそうです。
安倍首相はリーマンショック級のイベントが起こったら消費増税を延期すると言っていましたが、今日本で起きている出来事はリーマンクラスのショックを日本経済へ与えかねないと感じています。ポイント還元なんて小手先の経済対策では全く太刀打ちできないでしょう。
日本以外の国については様々なニュースや経済統計で判断するしかないのですが、日本経済に関しては私も小さいながら第一線で働く営業マンです。
著名な経済アナリストのような予測は無理ですが、日々消費者の実態に近い生の数字を見ている立場としては、状況によるとはいえ日本経済にかなり悲観的に見積もっています。
このまま終息の兆しがないようだと、個人的には株価がどうのとか配当利回りがどうとかそんな問題ではなく、自分の会社がどうなるのか？雇用は？給料は？と心配しないといけないと思います。そもそも働き先が潰れたら投資どころではないのですから。
また、これから社会人になる若者に関しても、慢性的な人手不足はあるにしろ、今後は実質的な移民が増えていく傾向にあるわけですから、経済状況の悪化に伴い売り手市場が一気に買い手市場に逆転するかもしれません。
とにかく私としては、今回のコロナ騒動はウイルス自体の危険性よりも日本経済への影響に危機感をもって見ています。
結局は米国が最後に少し影響が出て最初に回復するのは変わりなし
世界各国の政府当局が躍起になって対策を講じている新型コロナですが、過去の事例や直近の動きを見ている限り、今回も米国が最も影響を受けずに最も早く経済を立て直してくると感じています。
正直、大統領選挙でサンダース氏がトランプ大統領を打ち破る事が万が一あった場合、そちらの方が遥かに市場に与える影響は大きいと思います。
流石に長期投資を通じて資産形成を考えている私ですら、社会主義者であるサンダース氏が米国大統領になるようならば、米国の将来は真っ暗闇となるわけですから、保有銘柄を全て売り払うか全て金ETFへ資産を移動させるか真剣に検討したいですｗ
この辺は状況を見ながら判断していきたいですね。
